『溺あま婚約者の花嫁調教』刊行記念インタビュー

【作品タイトル】
溺あま婚約者の花嫁調教

【著者プロフィール】皆原彼方
小説家・恋愛ゲームシナリオライター。
書きたいものばかりで時間が足りないので、寝るのが嫌いです。

【インタビュー】

Q.自己紹介をお願いします。

初めましての方は初めまして。皆原彼方と申します！
普段は女性向け恋愛ゲームのプロットやシナリオをメインに制作しております。
濃蜜ラブルージュ様では今作が二冊目になります。
好きなものは探偵と刑事とラブコメ、嫌いなものは睡眠です。

Q.作品の内容を簡単にお願いします。

尊敬する上司と婚約したヒロインが、彼に相応しい心と身体になるよう、『花嫁調教』を受けていくお話です。
調教ではなく『花嫁調教』なので、特殊なプレイというよりは花嫁に仕立て上げるためのあまあま溺愛プレイが多めとなっております。
ヒロインが、どんなふうに心と身体を口説き落とされていくのかを楽しんでいただけますと幸いです……！

Q.作品の着想はどこから？

『花嫁調教』という字面が頭に浮かんだ時点で即決でした。
元々、今作では年上ヒーローに溺愛される話が書きたい……と思っていたので、二つのコンセプトが上手く嵌ったような感じです。

Q.キャラクターの見てほしいところは？

ヒロインの純佳さんの方は、上司に対する尊敬がどうやって恋や愛に変化していくかを注目していただけると嬉しいです！
同じタイミングで読者の皆さんもヒーローにぐらついてくれているといいな……と思っております。
ヒーローの怜司さんの方は、寡黙気味で清廉潔白な雰囲気なのですが、ラブシーンになると多弁で情熱的になるタイプです。
そこのギャップを楽しんでいただけたら幸いです！

Q.ストーリーを展開していく上で気をつけたことは？

前作同様、ラブシーンには特に気を遣いました。
元々好意的に思っているという下地があるため、劇的な心情の変化はないですが、ラブシーンごとに二人の距離が縮まるようにあれやこれやと工夫しています。、。
あとは、あまあま調教と言えど、調教感がきちんと出るようなプレイや言い回しになるように気を付けています。

Q.オススメのラブシーンは？

一回目も捨てがたいですが、三回目のラブシーンです。
調教らしいアイテムが出てきて、私のほうも「調教ものっぽい！」と楽しんで書かせていただきました。
一回目や二回目と比べても、純佳さんの心が随分と口説き落とされてきているシーンなので、その辺りにも注目していただけると幸いです。

Q.書いていて楽しかったところは？

二章で、純佳さんが怜司さんのおうちに初めて行くシーンです。
生真面目すぎてちょっぴり抜けていたり、料理が苦手だったりという怜司さんを書くのがとても楽しかったです！

Q.書いていて苦労したところは？

ラブシーンの調教感です。
今まで調教ものに縁がなかったため、どういうことをすれば調教らしさが出るのかに苦労しました。
結局あまあま調教ということで、どちらかというと躾けっぽくなってしまいましたが……
それでも溺愛癖があって褒めたがり、甘やかしたがりな怜司さんならではの調教が書けたと思うので、楽しんでいただけたら嬉しいです。

Q.もっとも力を入れた点はどこですか？

ラブシーン中の怜司さんの台詞です。
普段が寡黙気味という設定だったので、「この人何喋るんだろう……」と思いながらも、溺愛感たっぷりになるよう力を入れました。
甘やかしているのに言葉責めをしている……という謎のバランスを目指してみたので、注目していただけたらと思います。

Q.表紙を見ての感想は？

最高！！！！の一言に尽きます。
表紙を担当してくださった、つきのおまめ様の描かれる女の子がすごくすごく可愛いので、純佳さんはどうなるかな……とわくわくしていたのですが、想像以上に可愛くて驚きました！
怜司さんもイメージど真ん中の美形系に仕上げていただいたので、脳内をスキャンされたかと思いました。色気のある大人の男だ……手が大きいのも男らしくて最高です……。
装丁も調教ものらしく、赤いリボンモチーフで素敵に仕上げていただけたのが嬉しかったです。
携わってくださった方全員に、この場を借りて御礼申し上げます。

Q.読者様へ一言お願いします。

改めまして、皆原彼方です。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
前作に引き続き、二回目の刊行インタビューとなりましたが、いかがでしたでしょうか。何かの助けになっていたら嬉しいです。
これからも引き続き頑張ってまいりますので、よろしければ応援のほどよろしくお願い致します！
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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