「俺を好きだと言ってくれるならキスさせて ~偽装夫婦から始める本気の求愛~」刊行インタビュー

レーベル情報

【作品タイトル】
『俺を好きだと言ってくれるならキスさせて ~偽装夫婦から始める本気の求愛~』

【著者プロフィール】皆原彼方
小説家・恋愛ゲームシナリオライター。
書きたいものばかりで時間が足りないので
寝るのが嫌いです。

【インタビュー】

Q.自己紹介をお願いします。

初めましての方は初めまして。皆原彼方と申します。
普段は女性向け恋愛ゲームのプロットやシナリオをメインに制作しております。
濃蜜ラブルージュ様では今作が五冊目となりました。
好きなものは探偵と刑事とラブコメ、嫌いなものは睡眠です。

Q.作品の内容を簡単にお願いします。

お金に困ったヒロインが、高額報酬の依頼を受けて初恋の後輩君と偽装夫婦の関係になる…というお話となっております。
離れている間に心の距離も離れてしまった二人が、徐々に高校の頃の関係性を取り戻し、本物の夫婦に近付いていくという過程を楽しんでいただけたら幸いです。

Q.作品の着想はどこから?

『偽装夫婦』という設定で書いてみたいなと思ったのと、年下だけど頼り甲斐のある男の子をそろそろ書きたいな…という思いがありまして、このような形になりました。

Q.キャラクターの見てほしいところは?

ヒロインの奏絵さんは健気な頑張り屋タイプで、ヒーローの巽くんへの受容体質ぶりが個人的に好みです。「巽君なら…」と許してしまうようなところですね。幸薄系のヒロインは普段あまり書かないので楽しかったです。
ヒーローの巽くんは最初こそ人を寄せ付けない一匹狼タイプですが、奏絵さんに対して徐々に心を開いていく過程がオススメポイントです。一貫して奏絵さんに敬語を使わない不遜な巽ですが、たまに『先輩』を付けて呼ぶところが個人的に気に入っております。

Q.ストーリーを展開していく上で気をつけたことは?

展開的に色んな人が絡んでくるのですが、あくまで二人の展開にフォーカスを当てたいな…と考えていたので配分に気を付けました。また二人の心情や細かな関係性の変化にもなるべく丁寧に描写させていただきました。

Q.オススメのラブシーンは?

個人的に四夜目のラブシーンが気に入っています。内容にあまり言及するとネタバレになってしまうので控えますが、二人の心情が前までのラブシーンと変わっているので、また違った雰囲気のラブシーンが書けたかなと思っております!

Q.書いていて楽しかったところは?

二人の高校の思い出が関わる日常パートです。
思い出とリンクする、という手法がとても好きなので、そういう描写をたくさん入れられて満足しています…!

Q.書いていて苦労したところは?

普段はヒロインに対して甘々なヒーローばかり書いているので、つんけんしている巽くんの描写に苦労しました。ラブシーン中に全然喋ってくれないので、同じシーンで何時間も悩んでいたような気がします。
また、作品自体のテンションが普段書くようなものよりも落ち着いているので、そのテンションを保つのにも気を遣った記憶があります。

Q.もっとも力を入れた点はどこですか?

ラブシーンです。有難いことに濃蜜ラブルージュ様から五冊も出させていただいているので、同じようなシーンや描写にならないように…とあれこれ試行錯誤しながら書かせていただきました。

Q.表紙を見ての感想は?

今回は千影透子様に描いていただきました。本当にありがとうございます!
ラフを頂いて開いたときに、急に巽くんのアップで椅子から転げ落ちそうになりました。
男らしく厭らしい笑みや、しかめられた眉や、逞しい身体など見れば見るほど最高の巽くんで、奏絵さん視点の構図も相まって、ものすごくどきどきしてしまいました…!
ちゃんと年下っぽく見えるのもすごいな…と思っております。素敵な表紙にしていただき、本当にありがとうございました。
また、装丁も柔らかくしっとり風味でとても素敵だなと思っております…!
携わってくださった方全員に、この場を借りて御礼申し上げます。

Q.読者様へ一言お願いします。

改めまして、皆原彼方です。ここまで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。
五回目のインタビューとなりましたが、いかがでしたでしょうか。回を追うごとに面白いことが言えなくなっているような気がします。
四作目に引き続いての怒涛の出版となりましたが、これからも頑張っていきたいと思っておりますので、よろしければ応援のほどよろしくお願い致します。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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*取り扱いサイトは、各書店に掲載され次第、更新されます。

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