『肉食警察官は熱い情欲を止められない』刊行記念インタビュー

レーベル情報

【作品タイトル】
『肉食警察官は熱い情欲を止められない』

【著者プロフィール】皆原彼方
小説家・恋愛ゲームシナリオライター。
書きたいものばかりで時間が足りないので
寝るのが嫌いです。

【インタビュー】

Q.自己紹介をお願いします。

初めましての方は初めまして。皆原彼方と申します。
普段は女性向け恋愛ゲームのプロットやシナリオをメインに制作しております。
濃蜜ラブルージュ様では今作が四冊目となりました。
好きなものは探偵と刑事とラブコメ、嫌いなものは睡眠です。

Q.作品の内容を簡単にお願いします。

酔った勢いでワンナイトラブをしてしまった二人が、朝起きてみたら手錠で繋がってしまっていた!というお話です。
外れるまで時間があるせいで強制的に一緒に過ごさなければならなくなった二人が、徐々に心まで近付いていく…という過程を楽しんでいただけたら嬉しいです!

Q.作品の着想はどこから?

警察官のお話が書きたいな~と思ったのと、『手錠+ワンナイトラブ、面白そうでは…?』と不意に思い付いた結果、こんな感じのお話になりました。自己紹介で言っている通り、刑事が好きなので(晃くんはまだ刑事ではありませんが)とても楽しかったです。

Q.キャラクターの見てほしいところは?

ヒロインの怜美さんはクールビューティー系の美人なのに抜け気味で、色々なマイナスギャップで恋愛にやや後ろ向き…というキャラなのですが、あまりうじうじしすぎない、コミカルテンションなところが気に入っています。ヒロインを書く時はあまり癖のない、読者の皆さんにも自分を投影していただけるように余白多めに作るのですが、怜美さんは割とキャラを付けたので、個人的にも気に入っています。
ヒーローの晃くんは低体温めでしれっとしてるのに、ちょっと意地悪を言ったり、かと思えばでろでろに甘やかしにきたり…というギャップ感がオススメポイントです。あと何と言っても警察官なところですね。ネタ的に警察官感が全然出せなかったことだけが悔やまれますが…笑

Q.ストーリーを展開していく上で気をつけたことは?

今回は手錠が外れるまでの二日間でお話を展開させなければならなかったので、なるべくお話が性急にならないように、シーンをなるべく減らしました。
それからせっかく手錠で繋がっているので、その状況ならではのネタを思いつくだけ盛り込みました。楽しんでいただけていたら幸いです。

Q.オススメのラブシーンは?

個人的には二夜目のラブシーンが好きです。
手錠でたくさん遊べたのと、今まであまりやってなかった『描写はしてないけどその間何分も責められ続けていた』という手法を取り入れたので、そこがオススメポイントです。ちょっと読まないと分かりづらいかとは思うのですが…
あとはお風呂のシーンも好きです!

Q.書いていて楽しかったところは?

彼目線がとにかく楽しかったです。
晃くんの貴重な警察官シーンを書けたのと、晃くん側の心情や答え合わせを色々盛り込めたのが良かったですね。
たぶん晃くんはあそこが一番いきいきしてたと思います(?)

Q.書いていて苦労したところは?

手錠で繋がった二人を描写する…というのが大変でした。
ラブシーンなどに没頭していると手錠のことを忘れそうになる、というのもあるのですが、どうしても腕の動きが普段と変わってきてしまうので…
自分の腕を振り回しながら「こうか?いやこうかな?」とやっている姿は傍から見ればさぞ滑稽だったことでしょう。

Q.もっとも力を入れた点はどこですか?

毎度書いていますが、ラブシーンです。
今回は手錠付きだったので、どんなシーンにすれば一番面白いかな?と考えながら書いた記憶があります。
前の三冊ともあまり描写が被らないように…と思っていたので、かなり悩みながらでしたが、その分だけ力は込めさせていただきました!

Q.表紙を見ての感想は?

今回は南国ばなな様に描いていただきました!本当にありがとうございます!
ラフを頂いた時点でもうとにかく晃くんが最高に格好良くて、イメージどんぴしゃのイケメンでした。
『重めの髪がいいんです~!』だの『低体温系の顔で、普通のイケメン顔で…!』だの、色々駄々を捏ねたのですが、思い描いていた通りの晃くんになって帰ってきてしまったので、本当に驚きましたし感動しました。椅子から勢いよく立ち上がって脛を打ちました。
怜美さんもすっごく可愛くて、見ているとこっちがドキドキしてきてしまいます…!目がとにかく可愛いですね…唇がすごく官能的で、こりゃ晃くんも骨抜きでしょ、と一人で納得してしまいました。
装丁もポップで可愛くて、警察官らしさもちゃんと入っているという珠玉のデザインで、すごく気に入っております。
携わってくださった方全員に、この場を借りて御礼申し上げます。

Q.読者様へ一言お願いします。

改めまして、皆原彼方です。ここまで読んでいただきまして、本当にありがとうございます。
このインタビュー、なんと四回目になりました。こうして四冊目を出させていただけることになったのも、皆さまの応援があってこそです。
ラブシーンのネタ切れが怖いですが、引き続き頑張っていきたいと思っておりますので、よろしければ応援のほどよろしくお願い致します。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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