【『発情体質 ~絶倫のイケメン弁護士は淫獣のように激しく蕩かす~』刊行記念インタビュー】

レーベル情報

『発情体質 ~絶倫のイケメン弁護士は淫獣のように激しく蕩かす~』
刊行記念インタビュー


【著者プロフィール】あいうちなの
たくさん小説を書いております。
大変な体質を持ったヒロインとそれを受け止めるヒーローのお話です。
楽しんで下さいませ。


【インタビュー】
Q.自己紹介をお願いします。
はじめまして。あいうちなのと申します。
普段は男性向けなどを書いているのですが、今回は縁あって濃蜜ラブルージュ様で書かせていただくことになりました。
女性向けは元々書いてみたかったので楽しく執筆することができました。
今後ともよろしくお願いします!


Q.作品の内容を簡単にお願いします。
どこにでも普通のOLであるヒロインには、決まった時間を超えると『発情』してしまうという特異体質を持っています。
普段は『発情』が起こらないように気をつけて過ごしているのですがひょんなことから職場で起こってしまって……。
間が悪いことに気になっているヒーローに見つかってしまうというお話ですね。

他人に絶対に知られたくない『発情体質』をよりによって好きな人に見つかって、
その後、二人の関係はどうなるのか……というのが見どころだと思います。


Q.作品の着想はどこから?
担当様に濃蜜ラブルージュ立ち上げのお話を伺い、
レーベルのコンセプトや方向性なども詳細に教えていただきました。

「ラブシーンは濃厚に、できれば早い段階から入れるといい」と聞き、
濃厚なのは濃厚に書くよう努力すればいいのですが、
早い段階から入れるというのは意外と難しそうだなと感じました。
そこが着想の原点だったと思います。

女性向けの作品なので無理やりとかは強引な展開は避けたいですし、
かと言って恋愛のステップをきちんと踏んでいたら、
それこそなかなかラブシーンに入っていけないなぁ……と。

だったらいっそのことエッチしたくてたまらない状況をつくっちゃえーと、
『発情体質』の設定を思いつきました。

幸いにも担当様のリアクションもよくこのネタで書くことに決まりました。


Q.キャラクターの見てほしいところは?
とにかくヒーローの察しがいいところ。
設定を思いついたのはいいのですが、ヒロインが発情しているからってすぐに手を出すヒーローはどうよ? と書いているときになってしまい、かと言って、ひとつひとつのステップを順番に踏んでいったらテンポのいい展開にならないと感じたため、
「ヒロインに何か異常が起きている!? じゃあ、助けよう」とすぐに勘づくようにしました。
このおかげで物語のテンポもよくなりましたし、全部を説明しなくても察しくれる男性ってやっぱり素敵だなと改めて感じました。
あとは肉食系で、絶倫なところです……♥

ヒロインは、どこか内気そうに見えるのですが、意外と芯が強いところです。
ヒーローに『発情体質』がバレてしまい、いろいろと葛藤するのですが覚悟を決めるところが好きですね。

美男美女のところはイラストを見て下さい!


Q.ストーリーを展開していく上で気をつけたことは?
一番はテンポですね。
ラブシーンのボリュームを考えると、通常シーンはどうしてもテンポよく進まないと永遠にラブシーンに入れないので、
端的な展開を心がけました。
少ない文章に多くの情報量を入れるというのはテクニックが必要なことでして、改めてとても勉強になりましたね。

あとは短いストーリーの中にも起承転結を入れることです。


Q.オススメのラブシーンは?
二人の気持ちが結ばれて、最初のラブシーンですね。
ヒーローがとても優しい愛撫で攻めて、入れるときにも優しいところがお気に入りです。
その後、盛り上がってしまい、『発情体質』に関係した展開に繋がっていくのですが、
ヒーローがそうした理由なんかも好きです。

ラブシーンは作品的にも盛り上がりのひとつだと思うので、
とにかくテンションには気をつけました。

あまり冷静になって書きすぎると淡々と進んでしまいますので、
振り切るぐらいがいいと思って書きましたね。


Q.書いていて楽しかったところは?
『発情体質』がヒーローにバレてしまうシーンと「転」の真相が発覚するところですね。
とにかく文章をコンパクトにまとめ、テンポを意識しつつ、ある程度の説得力を持たせるように注意しました。

あとは、フェチの入ったラブシーンを書いているときです。


Q.書いていて苦労したところは?
とにかく時間が……。
締め切りがきつかったという意味ではなく、他の原稿や仕事との兼ね合いの中で執筆しないといけないため、
時間がなかったところが厳しかったですね。


Q.もっとも力を入れた点はどこですか?
全体をコンパクトにまとめつつ、ラブシーンにボリュームをつけたことでしょうか。
ラブシーンはできるだけバリエーションをつけるように工夫し、
体位や愛撫は毎回違うようになればいいなと意識しました。

あとはヒロインの性的な欲求に対しても肯定的に捉え、
「ほしい」「突いて」などなかなか言えないようなセリフも言わせたと思います。

あとはヒーローがとにかく優しく、包容力があるところですね。
男らしくグイグイ来てくれるところもキュンとしていただければ嬉しいです!


Q.表紙を見ての感想は?
エロスと甘さが融合した素敵な表紙だと思いました!
よく見るとヒーローの手がヒロインの胸を直接触っていたり、
露出度が高かったり、一見すると下品になりそうなのに、
耽美なイラストがそう感じさせなかったり、デザインでうまく調和しているところが素晴らしいと思いました。

背景もオフィスなので、
二人の情事を連想させる手助けにもなりますし、
表紙を見ているだけでもドキドキしてしまいます……♥


Q.読者様へ一言お願いします。
少し変わった設定だと思いますが、中身は王道な展開だと感じております。
テンポもよく、ラブシーンも濃厚になるよう頑張りました。
就寝前とかちょっとした時間に読むにも十分なボリュームなので、
場所や時間を選ばず、いつでも楽しんでいただければ幸いです!
どうぞよろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました