絶倫弁護士の秘められた執着愛 ~甘く優しく抱いてあげるから~

書籍情報

絶倫弁護士の秘められた執着愛 ~甘く優しく抱いてあげるから~


著者:さくら茉帆
イラスト:北沢きょう
発売日:2021年 9月24日
定価:630円+税

神永春花の想い人、須郷武人は春花の働く弁護士事務所の所長であり、幼いころ春花を助けてくれたヒーローだ。
しかし春花は、過去の苦い恋愛経験から告白するのをためらい、密かに想う日々を送っていた。
武人への好意を募らせる春花だったが、彼の誕生日をきっかけに実は両思いだったことが発覚して――!?
「何があっても、春花のことはずっと愛し続けるし、ずっと守り続けるよ」
武人と結ばれることを夢見てきた春花。
そして夢叶いついに始まった恋人としての時間は、春花が考えっていたより甘くて……ずっと淫らで――。


【人物紹介】

神永春花(かみなが はるか)
法律事務所で事務員として働く大人しく控えめな女性。
両親が離婚しており、父親からは虐待を受けていた。
ずっと好きだった武人と無事恋人になり、甘い日々を送っているが……。

須郷武人(すごう たけひと)
春花の働く法律事務所の代表弁護士。
昔から正義感溢れる性格で、幼い春花をいじめっ子から助けた過去がある。
春花と恋人関係になってから、抑えていた欲が溢れ出してしまう。

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【試し読み】

「春花、今夜は帰したくない。もし嫌でなければ、このまま俺と一緒にいてほしい」
「私も、武人さんともっと一緒にいたいです」
 初恋の人とようやく結ばれたのだ、このまま家に帰るなどもったいない。
 これから始まる至福の一時に思いを馳せて、春花は表情を綻ばせる。
 すると武人も、釣られるように満面の笑みを見せてくれた。
「ありがとう、その言葉を聞けて嬉しいよ。それじゃあ、とっておきの場所に連れて行ってあげる」
 優しい声音で告げられたかと思うと、武人から再びそっと口づけされた。
「ん……ふ……」
 心が解けていくような、甘く柔らかいキス。触れ合う唇の感触が心地良くて、いつまでも交わしていたくなる。
 春花がたどたどしく舌を動かすと、武人がそれに応えるようにすぐに絡めてくれた。
 そうして二人は、ずっと秘めていた互いの愛を伝え合うように、何度も濃密なキスを交わした。

 事務所を出た二人は、電車に乗って都内のホテルへ向かった。
 連れて来られたのは、一流といっても過言ではない立派なホテル。白で統一された広い客室は、高貴ながらも落ち着いた雰囲気を醸し出している。寝具をはじめ椅子やテーブルも、家具は全て上質なものばかり。当然ながら浴室の方も立派で、自分達が今着ているバスローブもとても肌触りが良い。
 ホテルに着いてからずっと、春花は贅沢気分に浸ると共にドキドキしていた。
 順番に風呂に入った時も、あれこれ淫靡な妄想をしてしまい、終始気持ちが昂っていた。
 そんな感じでつい浮かれてしまったが、武人が宿泊代を払ってくれたのを思い出して冷静になる。
「すみません。今日は武人さんの誕生日なのに、私の分まで宿泊代を出してもらって……」
「連れてくると言ったのは俺なんだから、春花は気にしなくていいよ。それに、こういう時は『すみません』じゃなくて、『ありがとう』だろう?」
「ありがとうございます」
 春花が改めて礼を言うと、武人は満足げに笑った。
 それから彼は春花の髪をそっと撫でて、小さな唇にそっとキスを落とす。
 ついばむような口づけを何度も繰り返しながら、バスローブの紐がゆっくりほどかれていく。
 武人に抱かれる歓びに心が満たされるが、初めてなので不安と緊張もいっぱいだった。
 バスローブを脱がせようと体に触れたところで、春花が硬くなっているのがわかったのだろう。武人は心配そうな面持ちで顔を覗き込む。
「緊張しているのか?」
「はい、ちょっとだけ……」
 心細そうにうなずく春花に、武人はまた髪を優しく撫でてくれた。
 それだけで緊張がたちまちほぐれ、代わりに安堵感が込み上げてくる。
「大丈夫、俺がしっかりリードするよ」
 そう言うと武人は再び柔らかく口づけてきた。
 初めて会った時から感じていたが、武人の言葉や所作には不思議な力がある気がする。今みたいに大丈夫と言われただけで、心の底から信じることができた。
 また、いたわるように頭を撫でられると、不安も恐怖もなくなっていく。更に体だけでなく心までもが、武人の暖かいぬくもりに包まれるのがわかる。
(武人さんとなら、きっと上手くいく筈……)
 そう感じた春花は、武人に全てをゆだねるように体の力を抜いた。
 そして今度こそ、バスローブが脱がされて一糸まとわぬ姿になる。
 好きな人に裸を見られてドキドキしたが、それは決して緊張から来るものではない。むしろ、初めて恋心を抱いた時の感覚に似ていた。
 ベッドの上に優しく押し倒された春花は、武人の熱い眼差しを一身に注がれてのぼせそうになる。
「すごく綺麗だ、春花」
 陶然とした声音で告げられ、全身が一段と熱く火照っていく。
 しばしの間、武人は春花の裸体をじっと眺める。それから遠慮がちに手を伸ばし、乳房をそっと揉み始めた。
「あっ……」
 口からあえかな声が上がると同時に、春花の体がピクンと震える。
 すると武人は動揺を露わにして手を引っ込めた。
「ごめん、怖かったか?」
「いえ、怖くなんてありません。むしろ、武人さんに触れられて……嬉しいです……」
 正直に答えるのは恥ずかしかった。しかし、武人に誤解を与えたくなかったので、春花は照れ笑いを浮かべて言葉を返す。
 彼女の返答を聞いた武人は、安心した様子でため息をついた。
「それなら良かった。このまま続けるよ」
「はい、お願いします」
 春花がうなずくのを確認すると、武人は再び豊満な膨らみを揉んでいった。
「あ……あぁ……」
 こちらを気遣うような優しい手つきだった。情交の時でも、普段と変わらぬ包容力に心を絆され、花は自然と表情を綻ばせる。
 その刹那、武人はわずかに瞠目して息を呑む。
 だが、それも一瞬のことですぐに愛撫を再開し、たわわな実りを堪能するようにじっくり揉みしだいてくる。
「あぁ……ん……」
 乳房をやわやわと捏ね回され、甘い嬌声が自然と口からこぼれ出る。
 武人は再び息を吞むと、春花をじっと見下ろしてきた。
 その眼差しは、今まで目にしたことがないほど劣情に満ちていた。その上、表情もどことなく色っぽい。
 熱情的な視線にドキドキしていると、乳房を揉む手つきが淫靡なものに変化する。
「ああ……っ」
 胸の頂で恥ずかしげに色づく乳首を摘まれ、春花の体が再び跳ね上がった。
 軽く触れられただけで、ここまで感じるとは思わず戸惑いを隠せない。
 だが、この快感は紛れもなく本物である。その証拠に、触れられた蕾は膨らんで疼いていた。
 武人は更なる快楽を与えるように、じっくりと乳首を弄ってくる。
「んあ……あっ……」
 胸の先端から甘い痺れに似た感覚が生じたかと思うと、瞬く間に全身に広がって下腹部へと集中する。
 武人の大きな手で優しく愛撫され、春花の体は熱く疼き心も幸福感に満ちていった。
「どう? 春花、気持ちいい?」
 武人は胸への愛撫を繰り返しながら、悪戯めいた笑みを見せて問いかけてくる。
「そ、それは――」
 いくら好きな人からの質問でも、そんな恥ずかしいことを答えるのは憚られた。
 春花が口ごもっていると、武人から少し強めに乳首を摘まれた。
「ひゃっ!」
 わずかな痛みに思わず声を上げるが、それも一瞬のことですぐに快感へと変わる。
「なあ、どうなんだ?」
 乳首をグリグリと捏ね回しながら、武人は急かすように再度尋ねてきた。
 彼もまた、春花が初めての愛撫に感じてくれているか、不安を抱いているのかもしれない。
 正直に答えるのは恥ずかしいが、武人を安心させたい想いから春花は意を決して口を開く。
「すごく……気持ちいいです……」
「それを聞いて安心したよ」
 武人は安堵した様子で言葉を返すと、艶めいた笑みを向けてくる。
 春花がその笑顔に魅了されていると、彼は再び耳元で甘くささやいてきた。
「俺が春花を悦ばせてあげるから、かわいく乱れる姿をたくさん見せて」
 情熱的な声音に酔わされて、胸の高鳴りが増していく。体も淫靡な快感に期待するように、疼きを伴って妖しくざわついている。
 春花の心情を察したのか、武人は間髪を容れずにぷっくり膨らんだ乳頭を口に含む。
「あ、あぁッ!」
 優しく甘噛みされたかと思うと、濡れた舌先でそっと撫でられて、春花は甲高い嬌声を上げてビクビクと身震いする。
「は……あぁん……」
 唇で柔らかく吸い上げられながら、くすぐるように舌が這う。ぬるりとした感触が気持ちよくて、春花は歓喜に打ち震えて淫らに喘いだ。
 武人も次第に劣情を増していったのか、乳輪全体を味わうように舐っていった。
「ああ、あ……ん……」
 甘い刺激が全身に広がり、もっと欲しいとばかりに下腹部を疼かせる。
 歯や舌で愛撫されるごとに、徐々に感度が増して体の芯もより熱くなっていた。おまけに足の間からは、淫靡な蜜が早くも溢れ始めていた。
(武人さんに触れられて、こんなにも感じてしまうなんて……)
 快感を得られて嬉しいと思う一方で、強く感じてしまい恥ずかしくもある。
 だが、武人の舌戯はこの上なく気持ちよくて、胸から甘い刺激が広がり足の間をますます濡らしてしまう。
「あっ、あぁ……ッ!」
 乳首をやや強く吸われた瞬間、春花は背中を大きく仰け反らせた。
 不意に、武人は乳頭から唇を離して顔を上げる。
 いやらしい女だと思われたのかと不安になっていると、彼の大きな手が胸の膨らみから腹部へと這っていった。
 やがて指先は鼠径部へたどり着き、閉ざされた割れ目を優しくなぞる。
「ひゃ……っ……!」
 背筋がゾクゾクと震え上がり、春花は悲鳴に似た声を上げた。
 武人は口角を上げて微笑むと、太腿を抱えてゆっくりと開かせた。
「あ……いや……」
「すごいな、たっぷり濡れている」
 好きな人が相手とはいえ、濡れそぼった花唇を見られるのは恥ずかしい。春花は足を閉じようとするも、武人はその隙を与えず素早く体を割り込ませた。
「ああぁっ!」
 小さな花芽を探り当てられ、春花の体が一段と大きく跳ね上がった。
 武人は指先を蜜で濡らすと、雌核に塗りつけるように擦りつけていく。
「あんっ! や……ぁぁ……っ!」
 優しく撫でられているのに、苛烈な刺激に感じられて春花は戦慄きながら喘ぐ。
 指の腹でじっくりと転がされ、下腹部に熱が集中して蜜がとろりと溢れた。更に花芽に加えて乳首も捏ね回され、快楽が絶え間なく全身に押し寄せてくる。
 初めて味わう官能の愉悦に幸福感を覚え、春花はうっとりと頬を上気させた。
「あの時のかわいかった子が、こんなにも色っぽくなっていたとは……」
 胸の蕾と鋭敏な尖りを弄りながら、武人は感極まった様子でつぶやいた。
「は……ぁ……」
 低く艶めいた声色にも感じて、春花はため息交じりの喘ぎを漏らす。
「春花が快感に溺れる姿、もっと俺に見せてほしい」
 武人は獰猛な眼差しを向けると、蜜口に指を挿入して撹拌していった。
「んっ……あぁあ……!」
 三ヶ所同時に刺激されたことにより、全身に広がる快感が増して淫蜜も更に滴り落ちてくる。
 全身を仰け反らせて甲高い嬌声を上げる春花に、武人はますますそそられたらしく指を動かす速度を徐々に上げていく。
「や……っ……! あ……あぁぁッ!」
 指戯の速度が少し増した途端、快感も強くなった気がする。
 春花は両目に涙を浮かべながら、下肢を大きく引き攣らせた。
「こんなに次々と溢れさせるほど、俺の愛撫で気持ちよくなってくれて嬉しいよ」
 武人は嬉々とした笑みで、春花の感じる部分を執拗になぶっていった。
「ひ……ぁぁあ!」
 挿入された指が動くたびに、クチュクチュという卑猥な水音が響き、蜜が湧水のように滴り落ちる。乳首と淫芽もますます膨らんでは、濃い紅色へと染まっていた。
 鋭敏な部分を何度も擦り上げられ、快楽が絶え間なく体中を駆け抜けていく。
 慣らすように長い指を抽送され、恥芯の最も感じる部分を触れられると、下肢の中心に帯びた疼きが増した。
「は……ぁん……」
 全身が淫靡な熱に浮かされ、淫欲の花蜜が溢れ出るのが止まらない。
 武人が与えてくれる快感に、身も心も歓喜に打ち震える。今まで経験したことないほど気持ちよくて、春花は恍惚の笑みを浮かべた。
「今の春花、蕩けそうな顔してる」
「愛されるのが、こんなにも気持ちいいって知って、すごく嬉しくなって……」
「そう言ってもらえて良かった。だけどまだイカせないよ」
 武人は悪戯っぽく告げると、蜜壷にもう一本指を追加して掻き乱してくる。
「やっ! あぁっ、そんなに……駄目ッ!」
 中を広げられるような感覚に驚き、春花はたまらず悲鳴に似た声を上げる。
 だが、武人は聞こえていないふりして、二本の指を交互に律動させた。
 快楽を与えつつも絶頂に達しないよう、彼は絶妙なバランスで責め立ててきた。その感覚がひどくもどかしくて、やるせなさが押し寄せてくる。
 早く達かせてほしいと言わんばかりに、下肢の疼きがどんどん増していく。花唇全体はヒクヒクと脈打って蜜を滴らせ、武人の手をいやらしく濡らしていった。
「春花のこと、ずっと欲しくてたまらなかった……」
 淫靡な愛撫を繰り返しながら、武人は低く静かな声でつぶやいた。
 武人の突然の告白に、春花はわずかに目を瞠る。
「仕事中はさすがにそんな不謹慎なこと考えてなかったけど、それ以外の時は本当に抑えるのが大変だったよ」
 真面目で正義感の強い武人が、そんな風に欲情の眼差しを向けていたとは思わなかった。
 春花が驚きのあまり言葉を返せずにいると、彼はなぜか可笑しそうに笑う。
「意外だって顔してるな。男っていうのは、本気で好きになった女をどうしようもなく欲してしまう生き物なんだよ」
 言い終えると同時に武人は、乳首や花唇全体を容赦なく擦り上げていった。
「あああぁっ!」
 苛烈な快感を急激に与えられ、春花は喜悦の涙を流して喘ぐ。一瞬だが意識が遠のいた気がする。
 下肢全体は熱く疼いて震えが止まらない。触れられている部分もいつも以上に敏感になっており、そこから更に快楽が生じて下腹部へと流れていく。
「あぁ、春花……」
 武人は愛しげに名前を呼んでは、涙を拭うように眦に柔らかく口づけする。
「あ……っ……」
 体中が性感帯と化した今、唇が触れただけでも感じてしまい、春花はたまらず甘い声を漏らす。
 キスされている間も淫靡な愛撫は続き、春花の体は更に熱く疼いていく。
「春花はどこを触れられるのが一番好き?」
 不意に、武人は耳元で甘くささやきかけてきた。
 彼の低い声がいつも以上に心地良く響き渡る。まるで甘美な媚薬のようで、春花の理性は呆気なく官能の坩堝へ堕とされた。
「た、武人さんに……触れられる場所なら、全部……好きです……」
 春花は頬を上気させて喘ぎ混じりの声で答える。
「そうか。それじゃあたっぷり触れて、もっと気持ちよくしてあげる」
 武人が満面の笑みを浮かべた直後、指の動きが更に速まっていった。
「あ、あぁあっ! あぁあんっ!」
 一段と強い快楽が押し寄せてきて、春花は何度も体を跳ね上がらせた。肌はゾクゾクと粟立ち、何も考えられないほど思考が蕩けていく。
 それでも武人の指戯は止むことなく、蜜壷や雌核を容赦なくなぶっては春花に鮮烈な快感を与えた。
 挿入された指先が鋭敏な部分を探り当てた瞬間、背筋に高圧電流のような絶頂感が突き抜けた。
「あぁぁぁぁぁぁあ!」
 エクスタシーの絶叫を上げながら、春花は一際大きく全身を弓なりに反らせる。
 甘くも激しい快感の絶頂が体中に広がり、春花の心は充足感で満たされていく。
 痙攣が治まると同時に熱も引いていくが、花唇全体は未だに脈動していた。まるでもっと快感が欲しいとねだっているようである。
「気持ちよくイケたみたいだな。すごく満足そうな顔してる」
 武人は優しい眼差しで春花を見下ろしては、顔中に口づけの雨を降らせていった。
 それから彼は指をそっと引き抜き、自らのバスローブを脱ぎ捨てる。
 露わになった裸体は均整が取れていた。スポーツジムに通っているからだろうか、筋肉質でしっかり鍛えられている。
 たくましい肢体に見惚れていた春花だったが、下肢の中心にある剛直を目にした瞬間、思わず息を吞んだ。
 雄々しくそり返った男の象徴は、一目見ただけで相当の大きさなのがわかる。
 果たしてちゃんと受け入れられるのかと、春花は途端に不安な気持ちでいっぱいになる。
「怖い?」
「いえ、怖くはありません」
 こちらの不安を気取られないよう、春花は繕った笑みで言葉を返した。
 だが、武人には見抜かれていたようで、優しい手つきでふわりと頭を撫でられた。
「俺の前では無理しなくていいよ。怖いことや嫌なことは我慢しないで言って」
 彼の言葉や口調、そしていたわるような眼差しに、春花の心はますます解けていく。
「……正直に言うと、不安でいっぱいです。私、痛いのには本当に弱いので……」
 痛いのは誰でも嫌に決まっている。
 特に自分の場合、父親に殴られたり物を投げつけられたりした記憶が残っているせいか、大人になった今も痛みに恐怖を感じてしまう。
 嫌な過去を思い出して暗い顔をする春花に、武人は柔和な笑みを向けてくれた。
「春花に痛い思いなんて絶対にさせない。最初は少し辛いかもしれないけど、俺にしっかりしがみついていれば大丈夫だよ」
 武人の頼もしい言葉を聞いた瞬間、不安が一気に薄れていった。本当に、癒しの魔法でも込められている気がする。
(武人さんが相手なら、本当に大丈夫かもしれない)
 春花は改めて武人を信じようと、彼の言葉に「はい」と笑顔でうなずいた。
「いい子だ」
 武人はそっと口づけして、己の昂りに避妊具を装着していく。
「さて、夜はまだ長いんだ。春花にはもっともっと、蕩けるほどの快感をあげる」
 淫靡な熱を孕んだ眼差しで見下ろしながら、武人はうっとりとした声色で告げてくる。
 官能的なその声に聞き惚れていると、淫蜜にまみれてとろとろになった秘裂に剛直の先端が押し当てられた。
 武人の劣情を具現化したように、硬い切っ先は熱く脈動している。薄膜越しに伝わるその感覚にドキドキしていると、武人は優しく撫でるように擦りつけてきた。
「やっ……! あぁ……」
 指戯によって鮮烈な快楽を与えられたせいか、軽く触れられただけで感じていやらしい声を上げてしまう。秘花は物欲しげにヒクヒクと蠢動し、新たな蜜をとろりと溢れさせていた。
「今のでまた感じてしまった?」
「い、言わないで下さい……」
 からかいめいた口調で訊かれ、春花はたちまち顔を赤くする。
「いいじゃないか。春花のいやらしい姿、俺はたくさん見たいんだ」
「もう、武人さんったら……」
 立て続けに恥ずかしいことを告げられ、春花はいたたまれない気持ちになる。
 だが、優しい武人のことだから、春花の不安をなくそうとしてくれているのかもしれない。考えただけで緊張がほぐれていき、表情も自然と和らいでいく。
「そろそろ挿れるよ」
「はい」
 春花は静かにうなずくと、武人の背中にそっと腕を回した。

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