極上旦那さまの溺愛注意報 〜御曹司はベッドの上で豹変する〜

書籍情報

極上旦那さまの溺愛注意報 〜御曹司はベッドの上で豹変する〜


著者:椋本梨戸
イラスト:つきのおまめ
発売日:2021年 3月26日
定価:630円+税

愛する夫、真斗と幸せな新婚生活を送るさくらには、ある悩みがあった。それは、彼が性欲絶倫おばけ兼やきもちモンスターだということ……! 容姿端麗で次期社長として仕事もバリバリこなす、まさに完璧と言える彼だが、さくらのこととなると極端に嫉妬深くなるのだった。 さらに、その絶倫ぶりはさくらの仕事であるハンドメイド業にも影響を及ぼしはじめ、困ったさくらはエッチの回数を減らしてもらうために、様々な作戦を決行するのだが……。 「きみが足りないと、俺は死んでしまうよ」 今日こそエッチしたくない妻VS今日もエッチしたい夫の戦いが今、始まる――?


【人物紹介】

久我さくら(くがさくら)
趣味だったハンドメイドが仕事として軌道に乗りはじめ、奮闘中。
夫である真斗が大好きな反面、嫉妬深さと絶倫ぶりには辟易している。
仕事に充てる時間をもっと確保するために、夜の営みをセーブしたいと考えている。

久我真斗(くがまなと)
さくらの夫で大手電機メーカー久我エレクトロニクスの御曹司。
おおらかな性格で、仕事もできるため部下にも慕われているが、
さくらのこととなると、途端に嫉妬深くなる。
さくらを心の底から愛しており、オーバーワーク気味の妻を心配している。


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【試し読み】

作業部屋の扉を開ければ、そこには二十五畳のリビングダイニングが広がっている。キッチンは左手の奥にあり、目的地はそこだった。
 しかし、さくらの目は目的地ではないところに釘づけになった。リビングのソファの上で夫が寝息を立てていたからである。気持ちよさそうに、すやすやと。
 風呂あがりの彼は、パジャマ代わりに使っている黒いTシャツとグレーのスウェットパンツを身につけていた。Tシャツがほんの少しめくれ上がって、引き締まった腹筋が覗いている。そこについ目がいってしまうのは、先ほど展開していた妄想のせいである。さくらは慌てて目を逸らした。
 それにしても、珍しい。この時間にリビングで寝落ちする真斗を初めて見た。
 テレビがつけっぱなしになっていたので、さくらはリモコンを取って電源をオフにする。それから改めて真斗を見下ろした。
 四人がけのゆったりしたソファは、一八三センチの長身が寝転んでもゆとりがある。ソフトベージュの皮張りに、さらさらした髪が広がっていた。
 さくらは誘われるように絨毯に座り込み、真斗の髪にそっとふれる。特別なケアなんてなにもしていないのに、艶々していて指通りがいい。
 まつげ、長いなぁ。
 肌も綺麗。
 真斗はやっぱり、信じられないほど綺麗な人だ。さくらは夫にぼーっと見とれた。髪を梳いていた指先で、なめらかな頬を辿る。それから唇にそっとふれた。
「ん……」
 ピクンと真斗が身じろぎをした。かすかに寄せられた眉が色っぽくてどきりとする。
 唇は真斗の性感帯だということを、さくらは知っていた。知っていたというか、真斗本人から教えられたというか。彼曰く、『だからさくらとのキスが気持ちよくて仕方がないんだ。唇を重ねるだけで、全身に電流が走ったみたいになるんだよ』とのことである。
 寝ているあいだに触っても、気持ちよさを感じるのだろうか。さくらはドキドキしながらもう一度なぞってみた。すると、小さくうめきながら真斗は寝返りをうった。その弾みにTシャツがさらにめくれて、たくましい腹筋が露出した。
 さくらはますますドキドキした。硬質な真斗の体はいつ見てもセクシーで、見慣れることがない。その上、こんなにも無防備な状態でいる真斗は本当に珍しかった。寝ているあいだに妻が唇にふれたり腹筋にドキドキしているなんてこと、真斗は想像もしていないだろう。なんだかいけないことをしているみたいだ。
 いや、実際にはこんなことをしている時間はさくらにはない。冷たい水を飲んで気持ちを切り替え、作業部屋に戻ってミシンをダダダと鳴らさなければいけないのだから。
 その一方で、この超レアな状況がさくらをこの場に釘づけにしていた。いつもスキのない真斗がソファで熟睡している。それだけでもレアなのに、触っても起きないし、色気満載のシックスパックまで無防備にさらしている。
 金曜の夜だから疲れが溜まっているのだろう。風邪を引かないよう、Tシャツを戻してすぐに彼を起こし、ベッドで寝るよう誘導するのが正しい妻のあり方だ。それはわかっているのだが。
「真斗さん……」
「っ、ん――」
 真斗の下唇にふれながら、さくらは彼の頬に口づけた。色っぽい吐息が真斗から漏れて、さくらの指先にかかる。その温かさに胸が高鳴った。
 真斗さん、可愛い。
 男らしさ満点の極上イケメン・久我真斗に対して、このような表現は間違っているのかもしれない。しかし、いまの真斗は間違いなく可愛かった。その証拠に、さくらの胸がきゅんきゅんしている。
 今度は耳たぶにキスをしてみた。すると、ピクリと肩を揺らして、真斗はまたしても悩ましげな声を漏らした。
 やっぱり、可愛い。
 さくらはこのとき初めて真斗の気持ちがわかった気がした。真斗がシャワーのようにさくらに浴びせる『可愛い』という言葉の意味である。こちらのキスや指の動きに返ってくる反応は、ただただ『可愛い』のだ。
 夫婦関係は、まさにいま逆転していた。ベッドの上で真斗にあれこれされるのはいつも自分のほうなのだが、いまは逆なのである。さくらは『真斗を好きなように可愛がれる』というこの超レアな状況から離れることができないでいた。
 あともう三分。いや、五分。あと五分だけ。
 さくらはドキドキしながら真斗のTシャツに目を落とした。裾から見えている腹筋のあたりは、これまで何度もふれたことがある。けれど、直接ふれるのはセックスしている時ばかりなので、さくらはたいてい真斗の性技にトロトロに溶かされて、前後不覚の状態だった。普通のコンディションのときに触ったことはほとんどない気がする。
 触ってみたい。どんな肌触りがするのか、どれくらいの硬さなのか。そして、どんな風に真斗が反応するのか、試してみたい。
 さくらは手を恐る恐る伸ばして、指先でふれた。思いのほか高い体温にびっくりする。そして、肌のなめらかさと筋肉の凹凸の硬さに感動した。
 真斗はまつげを震わせて、わずかに反応した。しかし起きる気配はない。さくらはもっとふれたくなって、Tシャツの内側に左手を忍ばせた。腹筋の盛り上がりを上に辿り、張りつめた胸筋に行き当たる。
 ああ、この広くて硬い胸の造形。割れた腹筋よりも、さくらは男らしさを感じた。自分はこっちのほうが好きかもしれない。乳房のある女性には、この硬さは永遠に手に入らないものだからだ。
 たくましい胸板を手のひらでなでると、真斗は熱い吐息を零した。それが可愛くて、さくらはいつも真斗が自分にしているように、彼の乳首を丸く撫でた。
「ッ、ん……っ」
 ひと際大きく真斗が体をビクつかせた。快感を得ているようなうめき声に、さくらの体まで火照ってくる。下腹のあたりが疼いた。自分自身まで気持ちよくなってしまっている――。
 ドキドキときゅんきゅんがさらに大きくなってきた。真斗の性感帯、唇にもふれたくなる。指でなぞるだけじゃなくて、唇を重ねたらどうなるだろう。舐めたり、甘噛みしたりすると、真斗はどういう反応をしてくれるだろう。
 みだらな好奇心に抗えず、さくらは真斗の胸をまさぐりながら、上体をかがめた。うっすらと濡れた彼の唇に、自分のそれを重ねる。
 やわらかい弾力にゾクゾクした。真斗は無防備で、されるがままだ。そのことにもさくらは劣情をかき立てられた。
 角度を変えながら彼の唇を食むと、真斗が熱い吐息を漏らした。濡れた舌で下唇をゆっくり舐めたり、甘く歯を立てたりすると、さらに顕著な反応がくる。
「ッ、は、ぁ……っ」
 さくらの下で、たくましい体がビクビクと震える。自身の両脚の奥が熱く疼いて、とろりとした液体が滲み出るのがわかった。自分もひどく感じてしまっている。さくらは両脚をすり合わせた。
「ぅん……っ、真斗、さん……っ」
「ん……、ッ、あ……ッ」
 キスがすごく気持ちいい。もっと深く口づけたい。舌を入れて、絡ませて、きつく擦り合わせたらもっと気持ちいいだろう。いつも真斗がしているみたいに、自分もしてみたい。
 さくらはさらに身を乗り出した。真斗の頬を両手で挟んで固定し、濃厚な口づけに夢中になる。
「真斗さん、好き……、大好き……っ」
 ヌチュ、グチュ、と卑猥な水音が立った。真斗の唇を貪り、舌を入れ、絡め取って擦り合わせた。唇と舌でセックスしているみたいだと、さくらは感じた。このまま達してしまうかもしれない。それほどに、さくらは濡れていた。全身が火照りきって、昂っていた。
「はぁ……っ、真斗さん……っ」
「ッん、ん……ッ」
 舌を深く突き入れて、やわらかく熱い粘膜を夢中でまさぐっていく。脳髄が快感で痺れていた。互いの吐息が熱く濡れて、絡み合っていく。
「ッん、ぁ、だめ、イっちゃう、かも……っ」
 思わず漏れたささやきの直後だった。
 さくらの腰に、強靭な片腕が回った。「え?」とつぶやいたときには、さくらは強い力で引き上げられ、真斗の上に乗せられていた。
「えっ、なに――」
「キスだけでイくつもり?」
 笑みまじりにささやいて、真斗はさくらの後頭部をつかんだ。そのまま強引に押し下げて、さくらの唇を奪う。
「ぅんんん……ッ!」
 さくらはとっさに逃げようとしたが、力強いホールドからは抜け出しようもなかった。その上、歯列を割ってねじ込まれてきた真斗の舌が、生き物のように縦横無尽にさくらの口腔内を動き回り、感じる箇所を的確に擦り立ててくるからたまらない。
 ヌチュヌチュと舌を絡められ、強めに歯を立てられた頃には、さくらは快感にすっかり溶かされていた。真斗の上でみだらに感じ入り続けるさくらを、真斗は巧みに翻弄した。喘ぎ声さえ呑み込むほどの激しいキスをまえにしては、さくらになす術はない。
 それにしても、真斗はいつ起きたのだろう。目が覚めたようなそぶりはまったくなかったはずだ。
 あれだけ体をまさぐっていたのだから真斗が起きるのも当然ではある。が、普通の男なら、『目が覚めたら妻に襲われていた』というシチュエーションに対して、びっくり仰天して飛び起きるとか、とっさに妻を押しのけるとか、そういう反応が先に来るはずだ。
 だというのに、真斗ときたら第一声が『キスだけでイくつもり?』である。これは明らかにおかしい。いくらなんでも、冷静すぎる。
 まさか――まさか、ずっとまえから起きていて、狸寝入りをしていた? だとしたら、さくらが真斗にえっちないたずらをして、自分でもひどく感じてしまっていたことをすべて知られていたということになる。
 さくらは一気に青ざめた。いや、正確には顔は快感で赤くなっていたのだが、とにかく心理的には真っ青になった。だって――とんでもなく、恥ずかしいではないか!
 さくらはなんとか唇を離して、尋ねた。
「ま、真斗さん、あの、いつから起きてたの?」
「知りたい?」
 知りたくない! 真斗が意味ありげに笑うのを見て、さくらは首をブンブンと振った。
 真斗は含み笑いをしながら、唐突にさくらのスウェットをお尻のほうからつかんで、ショーツごとずり下げてきた。
「ひゃあっ」
 お尻と太ももがあらわになって、さくらは仰天した。続いて、真斗の指が淫部の割れ目を滑ったから、快感に打たれて震えてしまう。
「ああぁ……っ!」
「これはひどいな」
 グチュ、ヌチュ、と、真斗の指が動くたびに卑猥な水音が大きく響く。媚肉の粘膜を擦り立てる動きに、さくらは感じまくった。
「ああ、ッん、やぁぁ……っ!」
「大洪水だ。太ももまで濡れてるよ。こんなになるまで我慢していたなんて、健気だね。早く触ってほしかっただろう?」
 ずぶ……と、真斗の指がねじ込まれてきた。膣壁を擦り上げてくる長い指に、さくらはガクガクと体を震わせる。
「あ、あ、あ……っ、真斗、さぁん……ッ」
 さくらは真斗にしがみついた。「よしよし」と真斗が頭を撫で、それから陰核をヌルリと撫でる。
「ひぁああ……ッ‼」
 快感の電撃に打たれて、さくらはびくんと体を大きく震わせた。腫れ上がった陰核を転がしながら、真斗は二本目の指を蜜孔にグジュ……と埋めてくる。
「ア……‼」
 あまりの気持ちよさに視界がチカチカした。
 二本の硬い指は、締まる膣壁を無理やりこすり上げていく。同時に陰核を撫でまわされて喘ぎ声を上げると、真斗はさくらの頭に唇を押し当ててくる。
「イっていいよ」
「――――ッ」
 快感が弾けた。真斗の胸板にしがみつきながら、さくらは腰を震わせた。
 膣肉がきゅうきゅうと真斗の指を締めつける。陰核を愛でていた親指が、皮膜を剥き上げた。そこをコリコリと弄られて、さくらは喉を引きつらせた。
「だめ、待って、待っ……、いま、イってるの……っ! あ、あぁぁん……ッ!」
「こうしてほしかったくせに」
 真斗は喉の奥で笑った。心の奥を見透かされて、さくらは恥ずかしさで消えたくなる。
 シてほしかったけど、でも、今日は仕事のために我慢するつもりで――。けれど、レアなシチュエーションに抗えず、真斗にいたずらをしてしまった。その結果が、これである。
「真斗さん、絶対、最初から起きてた……っ」
「俺をもてあそぶさくらは新鮮だったよ」
「ばかぁ……ッ!」
 蜜孔と淫粒をグチャグチャに弄られて、さくらは再度達してしまった。真斗の上で快感に震えていると、彼が背中を優しく撫でてくる。
「罠にかかった子ウサギを食べているみたいな気分だな」
「もう……、最悪……」
「夜になると体が疼くんじゃないのか? 半年以上ものあいだ、毎晩のように何度も抱いていたら、さくらの体がそうなってしまうのも当然だよ」
 くるりと視界が反転した。座面に背中を押しつけられて、真斗に上から組み伏せられる。
「俺がいないと、もう夜を越せないだろう?」
「……う。でも、いまは仕事をしないといけないし」
「数量限定にして、仕事量をセーブすればいい。無理は禁物だよ。俺はなにも、さくらといつものようにセックスしたいからこう言っているんじゃない。仕事で無理をして体を壊さないか心配しているんだ」
 さくらの体がいちばん大事だからね、と言って真斗はひたいにキスを落とした。さくらは不審の眼差しを送る。
「本当かなぁ」
「夫を疑うなんてひどい奥さんだね」
 真斗はクスクスと笑った。さくらはため息をつく。
「だって、もう騙されたくないもの」
「どちらにしろ今夜の勝負は俺の勝ちだよ、さくら」
「いつ勝ち負けになったの?」
 さくらが恨めしげに見上げると、真斗は勝気な笑みを向けてくる。
「自分だけ二回も気持ちよくなって、スッキリして仕事に戻るなんていう手はないだろう?」
「……う」
「俺のことも同じように気持ちよくしてくれないと。回数は、そうだな、さくらと同じ二回でいいよ」
「二回も⁉」
「いつもより少ないよ」
 真斗がグッと腰を押しつけてきた。彼のスウェット越しに、熱くて硬いものが太ももに当たって、さくらはどきりとする。めちゃくちゃ大きくなっているではないか。
「いまにもはちきれそうだ……」
 悩ましげに息をつきながら、真斗は言う。
「さくらのせいだよ。散々いたずらしたくせに、俺自身は気持ちよくしてくれないから」
「で、でも、真斗さんもキスとか胸を触ったとき、感じてたじゃない」
「それはもちろん興奮したけど、もっと強めの刺激が欲しいよ」
 真斗は、膝のあたりに引っかかっていたさくらのパジャマをすっかり取り払った。下半身だけ裸にされた状態である。さくらは慌てた。
「ま、真斗さん……っ」
「今夜もきみは美味しそうだ」
 上体を起こして、真斗はヒクつく膣孔をうっとりと見つめた。自分のスウェットパンツに手をかけてずり下ろし、固く肥大化した己自身を取り出す。
 これ以上ないほど漲っている肉棒をまえにして、さくらはあとずさろうとした。が、できなかった。真斗がさくらの腰をがっしりとつかんでいるからである。
 もうこれは仕方がない。真斗にえっちないたずらをして興奮してしまったのは自分なのだ。真斗の言うとおり、自分は彼に負けたのだ。たとえ仕組まれたものだったとしても、狸寝入りする夫の色香に惑わされたのは紛れもない事実なのだ。
 さくらは覚悟を決めた。キリッとした目で真斗を見上げる。
「いいよ、わかった。責任を持って真斗さんをイかせてあげる。さあ、来て」
「ありがとう。お礼に足腰たたなくなるほど気持ちよくしてあげるよ」
「それは困る……!」
 真斗は両手でさくらの腰を引き寄せた。固い切っ先が蜜口にグチュリと押しつけられたと思ったら、ひと息に最奥まで貫かれる。
「あ……‼」
 さくらは喉をのけぞらせた。真斗はさくらの喉に噛みつくように口づけて、激しく腰を振った。落ちかかるまで引いたかと思ったら、収縮する膣壁を無理やりこじ開けてこすり上げ、子宮の底を叩いてくる。
「激、し……っ、真斗さん、っあ、や、ぁああ……‼」
「っ、く……! さくらの膣肉の動きがエロすぎる。最高だ……!」
 なんてことを口走るのだ、この人は。
 さくらは抗議の声を上げようとしたが、彼に唇を奪われてしまった。すぐに舌が入ってきて、さくらの口腔内を激しく貪ってくる。
 上も下も夫に蹂躙されて、さくらは本当に、獲物のウサギよろしく夫に食べられているような錯覚を覚えた。
「ぅん……ッ、ンんん……‼」
「ッは、さくら――さくら。ほら、もっと俺を締めつけてごらん。いい子だから……!」
 固くふくれ上がった先端で、子宮の底をゴリゴリとこすられた。あまりの快感にさくらは背をしならせる。膣壁がぎゅううっと収縮して、凶悪な肉棒をこれでもかというほど締めつけた。
「イイよさくら、すごく上手だ……!」
「っも、だめ、だめぇぇ……っ! 奥、もうゴリゴリしないで……ッ、気持ちいい、よすぎて、先にイっちゃう……!」
 真斗より先に達することは許されない。彼を充分に満足させると決意したからだ。それも二回。
「俺、も、長くはもたない……っ」
 珍しく余裕のない様子で、真斗はきつく眉を寄せた。さくらに覆いかぶさって、唇を求めてくる。
「んん……っ、まなと、さ……っ」
「きみが俺の体をいやらしくまさぐるから……、信じられないくらい昂ったよ。今夜のことは、一生忘れられそうにない」
「わ、忘れて……っ、いますぐ!」
 最奥で小刻みに振動を送られて、さくらはビクビクと体を震わせた。
「ひぁぁ……っ、ア、あ……‼」
「忘れられるわけないじゃないか、俺はきみを、っ、――こんなにも、愛してるんだから」
 快感に熱く息をついて、真斗は「これで一回だ」と告げた。さくらが息を呑んだ直後、深く唇を奪われて、子宮の底を鋭く叩かれた。

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