冷徹外科医と恋人になった結果、不器用な執着愛に死ぬほど蕩けさせられています

書籍情報

冷徹外科医と恋人になった結果、不器用な執着愛に死ぬほど蕩けさせられています

著者:神城葵
イラスト:逆月酒乱
発売日:2026年 4月17日
定価:720円+税

 

藤堂総合病院で働く看護師・水瀬陽菜子は、手術室看護師を目指し日々勉強に勤しんでいる。
そんな彼女に厳しくも丁寧に指導してくれるのは、院長子息の冷徹な医師――藤堂樹だった。
優秀だが患者にすら容赦のない正論を放つ樹に最初は恐れを抱いていた陽菜子。
しかし、クレーマーから守り、深夜でも技術指導を施してくれる不器用な優しさに触れるうち、いつしか彼に惹かれていく……。
そんな彼女のモチベーションは「陽菜子が成長したら」という条件で樹から提示された「ご褒美」の存在。
そして「成長したご褒美」に誘われた夜、想いを通わせた二人は交際をスタートさせることに!!
​「おまえが好きすぎて、どうしようもなくなってる」
樹の隣にいるため、努力を積み重ね、ついに陽菜子は念願だった「樹が執刀する手術」の補助に抜擢される。
しかしその手術で、陽菜子はミスを犯してしまい……――!?



【人物紹介】

水瀬陽菜子(みなせ ひなこ)
藤堂総合病院で働く看護師4年目の26歳。
手術室看護師を目標に、休日も勉強するほど健気な努力家。
冷徹な樹の見せる不器用な優しさに次第に惹かれていき――?

藤堂樹(とうどう いつき)
藤堂総合病院の院長子息で、自身も優秀なエリート外科医。33歳。
高身長で、メガネの奥から覗く瞳がクールな美青年。
患者に正確な情報のみを伝えることから冷たいと思われがちだが……?

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【試し読み】

「初めてなら優しくしたいだろ。できるだけ」
 その言葉通り、樹の触れ方が繊細なほどに甘くなり、陽菜子は体を震わせた。
 樹の指が、陽菜子の肌を優しく滑る。最初は首筋、次いで耳の後ろのやわらかい部分を指の腹で軽く撫でられると、陽菜子はびくりと反応した。息が漏れるのを堪えきれず、小さな吐息が部屋に溶けていく。
「ここ、感じるか?」
 低く甘い声で問われる。その息遣いだけで、陽菜子の耳朶が熱くなる。樹は意図的に息を吹きかけ、耳の輪郭を指でなぞった。陽菜子は無意識に首を傾け、樹の唇が耳朶に触れるのを待ってしまう。
「ん……っ」
 薄い唇が耳朶を甘く噛む。まるで食むような触れ方だから、痛みはない。ただ、湿った熱が伝わり、ぞくりとした快感が首筋を伝って胸まで降りてくる。樹の舌が耳の内側を優しく舐め上げ、陽菜子の体が弓なりに反った。耳という小さな部分なのに、全身が震える。樹はそれを察してか、耳の穴に息を吹き込みながら、首のラインを指で撫で下ろす。
「陽菜子」
 名前を呼ばれただけで顔を赤らめる陽菜子を、樹はさらに甘く攻める。首筋に唇を寄せ、軽く吸う。そこに痕がつくのを感じながら、陽菜子は樹の髪を掴んだ。樹の舌が首の窪みを舐め、鎖骨までゆっくり降りていく。息が熱く、肌がびりびりと痺れる。
「あ、ん……っ」
「素直に感じてろ」
 樹の両手が、陽菜子の胸に優しく触れる。最初は手のひらで全体を包み込むように、やわらかく、温かく揉みしだかれた。親指が頂を軽く擦ると、陽菜子は声を上げてしまった。樹はそれを合図に、片方の胸を口に含む。舌で頂を転がし、軽く吸う。
 もう片方の胸は指で優しく捏ねられ、頂を弾かれる度に甘い疼きが体中を駆け巡る。
「樹さん……あっ……」
 陽菜子の声が掠れる。樹は胸の谷間を唇でなぞり、再び首に戻る。耳朶を甘噛みしながら、胸を優しく揉む。交互に首と耳と胸を愛撫され、陽菜子の体は熱く溶けていった。樹の息が耳に吹きかかる度に、胸の頂が硬く尖り、首筋が震える。唇が再び胸に戻り、頂を強く吸う。陽菜子は背中を反らし、樹の背中に爪を立てた。樹はそれを喜ぶように、耳元で囁く。
「どこが気持ちいい?」
「あ、ぜん、ぶ……」
 陽菜子の体は、樹の愛撫に委ねられていた。首、耳、胸──その繰り返しが、甘い波のように彼女を包み込む。
 樹の唇が胸を離れた時には、陽菜子は息も絶え絶えだった。熱い吐息が肌を撫で、すぐにその唇が耳に戻ってくる。
「……まだ震えてる」
 吐息のような声で囁きながら、樹は陽菜子の耳をまた甘噛みした。歯の先で軽く挟み、舌先で転がす。
 その度に陽菜子の肩が跳ね、首が仰け反る。
「ここが弱いんだな」
 悪戯っぽく笑って、樹は耳の後ろの髪の生え際を指で梳きながら、舌で耳の奥へと滑り込ませる。
 湿った熱が鼓膜をくすぐり、陽菜子は「あっ……」と小さな悲鳴を上げた。
「声、我慢しなくていいって言ったろ」
 樹は耳から離れ、今度は首筋に歯を立てる。吸い、舐め、やわく噛む。陽菜子の白い肌に、赤い痕がいくつも咲いていく。
 陽菜子はもう自分でもわからない声を漏らし続け、樹の肩に爪を立てた。
「……樹、さん……」
「ああ、いいな。おまえに呼ばれるとぞくぞくする」
 低く笑いながら、樹は再び胸に戻った。今度は両方の頂を同時に、指と舌で責め立てる。片方を口に含み、もう片方を親指と人差し指で優しく摘まんだ。円を描くように、弾くように、転がすように触れられ、陽菜子は体を戦慄かせた。
「んっ……あっ……!」
 陽菜子の背中が大きく反り、腰が浮いた。樹はその反応を確かめるように、胸の頂を歯で軽く甘噛みする。痛みと快感が混じり合い、陽菜子は涙目になった。
「可愛いな」
 普段は冷たい瞳が、今は熱に濡れて陽菜子だけを見つめていた。指が胸を離れ、ゆっくりと下へ降りた。まだ焦らすように、脇腹を撫で、腰骨の窪みをなぞる。そして再び胸に戻り、優しく包み込んだ。
「もっと、声、聞かせろ」
 耳元で囁かれ、陽菜子はもう恥じらいを捨てた。樹の名を呼びながら、甘い嬌声を零し続ける。暗闇の中、二人の体温だけが確かだった。
 台風の風が窓を叩く音も、遠くで鳴る雷も、もう耳に入らない。
 ただ樹の唇と指が、陽菜子の首、耳、胸を這い続け、甘く、熱く、優しく、果てしなく愛撫し続ける。
「……陽菜子」
 樹がふと動きを止め、額を陽菜子の額に寄せた。その手が、陽菜子の下半身に触れる。素朴なスウェットを脱がせ、剥き出しになった太腿を這う。
 ゆるゆると肌を辿る指が、下着越しに秘所に触れた。クロッチの部分を何度か行き来した指が、ショーツの縁にかかる。そのままするりと剥ぎ取られ、陽菜子は両手で顔を覆った。
「隠すな」
「……っ」
「これからもっとやらしいことするんだろ」
 知識として知ってはいても、実体験などない陽菜子には、樹の言葉が不安で仕方ない。戸惑いながら顔を覗かせると、樹は満足げに笑った。
「こういう時は素直だな」
「だ、だって」
 わからないのだから、逆らえない。反論できない。
「悪いなんて言ってない。反抗してばっかより、ずっといい」
 陽菜子の頬に口づけ、樹は耳朶を甘噛みする。濡れた感触に、ぞくっと体が戦慄いた。
「つらかったら言え。嫌な思いさせるつもりはない」
「は……い」
 陽菜子の返事を待たず、樹の手が下肢に触れた。固く閉じた秘花をあやすように、そっと指が秘裂を這う。緩やかに秘めやかに触れられ、陽菜子は小さく息を呑んだ。緊張で全身が強張る。
「緊張するな」
「でも」
 不安だし怖い。そう言いたい陽菜子に、樹はやわらかく髪を梳いた。
「怖いか?」
「……はい」
「俺でも?」
 問いかけられ、陽菜子はわずかに戸惑った。樹が相手でも怖い──というより恥ずかしい。胸や耳はともかく、自分の隘路なんて知らない。
「知らないこと、ばかりで」
「俺だって知らない」
「嘘、だって樹さんは初めてじゃないでしょ……」
 敢えて考えないようにしていた事実を口にした陽菜子に、樹は甘く笑う。
「どうしたらおまえが気持ちいいか、どこが好いか。俺は何も知らない」
 だから、と続く言葉が吐息に溶ける。
「おまえが教えてくれ」
「え……」
 想定外のことを言われると、人は思考が止まるらしい。陽菜子の体から力が抜けた途端、樹の指が割り入ってきた。
「ん……っ」
「あんまり濡れてないな」
 痛みに眉を寄せた陽菜子を見て、樹はすぐに指を抜いてくれた。そのことにほっとした陽菜子をよそに、樹の顔が秘花に近づく。
「え」
 戸惑った陽菜子が状況を理解したのと、樹の舌がそこに触れるのはほぼ同時だった。薄い唇が器用に花弁を捲り、その奥に隠れた淫核を剥き出しにされる。
「あ……!」
 漏れた声を抑えようと口を覆ったが、遅かった。樹の唇と舌が繊細に蠢いて、陽菜子の秘花をくちくちと嬲り出す。やわらかく濡れた舌が花芽を押し潰した時、不思議な感覚が走って下腹部が切なくなる。
 下半身に、とぷりと何かが零れた感触がある。陽菜子は理解が追いつかない。
「ちゃんと濡れてるから安心しろ」
「ぬ、濡れ……?」
「セックスする準備ができ始めてるってこと」
 そう言って、樹は陽菜子の隘路にもう一度指を挿入れた。さっきより幾分丁寧に、ゆっくりと咥えさせていく。とろっと溢れた蜜が潤滑剤になったのか、花芯は樹の指を根元まで受け入れた。
「……痛いか?」
「なん、か……ヘンです……っ」
 異物感と違和感を堪える陽菜子に、樹は宥めるように花蕾を撫でた。鋭い快感が走り、陽菜子の喉が仰け反る。
「ほぐさないと俺が挿入れない。我慢してくれ」
「……は、い」
「ずっと我慢させてばっかりだけどな」
 悪い、と呟いて、樹は愛撫を再開する。意味を図りかねた陽菜子が問い返す前に、開き始めた秘花が樹の手と唇で咲き始めた。
「ん、あ……っ」
 膣の狭い部分を緩やかに抽送され、熟れた媚肉をやんわりと噛まれる。種類の違う快感が全身を走り、陽菜子の呼吸が乱れた。
「ふ……、あ……」
「当たり前だけど狭いな」
 樹の呼気が淫核に触れる、それだけで官能に支配されそうになる。くすぐったさは消えてただ気持ちよくなっていて、陽菜子は無意識にそれを追っていた。
 微かに揺れる腰を掴み、樹は陽菜子の性感帯を探った。ざらざらした内襞を削るように指を遣って、陽菜子が感じやすい部分を探している。やがてその指先が、目的の場所を見つけた。
 その部分を軽く押された時、陽菜子は明らかな嬌声を零した。腰ががくがくと震える。樹の指はそこを何度も擦り上げ、触れ方を変えながら愛撫してくる。
「あ、や、だめ……っ」
 粘膜をひくつかせ、陽菜子はわけもなく「駄目」と繰り返した。
「駄目じゃない。イケよ」
 樹がより強くそこを刺激し、開ききった花をやわく食んだ時、陽菜子は頭が真っ白になった。ごぷりと蜜が溢れ出たのを感じるが、全身に力が入らない。
「イッたか?」
「……樹、さん……」
 確かめるように囁かれた声が、恐ろしく艶やかだった。これが絶頂というものらしいと理解した時、陽菜子は自分の痴態を思い出して赤面した。
「そのまま理性飛ばしとけ。戻ってくるな」
「え」
「イッたくらいで赤くなってたら、この先はできないだろ」
 もっと恥ずかしいことをする、と言外に言われ、陽菜子は軽く混乱した。これ以上恥ずかしいことがあるのだろうか。
「だから。何も考えるな。俺のことだけ考えてろ」
「考えてます……いつも樹さんでいっぱい」
 陽菜子の言葉に、樹が絶句した。口元を手で覆い、もう一方の手で陽菜子の目を隠した。
「樹さん?」
「……男を転がすようなことは言わなくていい。目、閉じてろ」
「はい」
 よくわからないが、陽菜子は未経験なのだから、樹の言う通りにした方がいいだろう。素直に目を閉じると、パッケージを破る音がする。
「……樹さん?」
「避妊。いま妊娠するわけにいかないだろ、おまえ」
「はい。樹さんも困りますよね」
 陽菜子が納得した時、突然腰を抱えられた。
「え」
「俺は困らない。そうしたらおまえ、俺のだろ」
 そう言って、一気に根元まで貫かれた。
「い……たい……っ」
「陽菜子が悪い。俺は遊びのつもりはないんだよ」
「ごめん、なさ……っ」
 痛い。でも、樹を怒らせた──傷つけたのかもしれない。そのことは本意ではないから謝りたいけれど、痛くて、上手く言葉が浮かばない。
「ああ、くそ、きついなおまえ」
「すみま、せ……っ」
「嫌がっても仕方ないけどな、こんな抱き方」
 自嘲するように言って、樹は陽菜子の目を覆っていた手を外した。おずおずと目を開くと、思った以上に近い位置に彼の顔がある。
「でもやめてやらない」
「やめなくて……いいです。やめてほしいなんて、私、言ってない」
 痛みを堪えながら、陽菜子は何とか笑顔をつくった。上手く笑えているかはわからない。
「好きだって、言ったじゃないですか」
「……」
「好きでなきゃ、こんなことできません。……どうして信じてくれないんですか、私の好きな樹さんを」
 泣きたい気持ちで言うと、繋がったまま、樹が陽菜子の上に倒れ込んできた。
「樹さん……?」
「俺は俺が嫌いなんだよ、陽菜子」
 でも、と続けた言葉が陽菜子の髪に埋もれる。
「……おまえが好きな俺は、嫌いじゃない」
 ぎゅっと陽菜子の体を抱き締めた後、樹は唇を合わせてきた。存在を確かめるだけの、優しいキスだ。
「好きだ」
「私だって、好きです」
「……ああ」
 そうだなと呟いて、樹は陽菜子の頭を撫でた。
「好きだから抱きたいし、好きだから抱かれるんだよな」
「はい。それと……あの」
「ん?」
「もう終わり……ですよね? そろそろ抜いてもらえると」
 助かりますと言いかけた陽菜子を、樹は信じられないものを見る目で凝視した。
「おま……挿れただけで終わると思ってんのか?」
「え」
「俺はイッてないし、おまえもだろ」
「え……え!? わ、私はちゃんと」
 イキましたよと言うのも恥ずかしくて躊躇っていると、叱られた。
「あれは前戯。セックスじゃない」
「え、まさか今から……?」
「挿れて、動いて、両方がイッたら終わりだな」
 抜かずで二回目をヤる場合もあるけどなと言われ、陽菜子は蒼白になった。既に秘部の痛みは痺れと化してきているのに、これ以上の負担があるのか。
「い、痛いんですけど……」
「そうか俺が下手で痛くて悪かったな」
 悪辣に笑って、樹は陽菜子の腰を掴み直した。
「これ以上なく大事に優しく抱くから、安心しろ」
 そう言ってゆっくりと樹が動き始めると、その律動に合わせて体が勝手に反応する。
「え……あ、あ……っ」
 知らず、声が零れる。繋がった部分からとろとろに蕩けさせられている感じがして、陽菜子は狼狽えた。
「樹、さん」
「そうやって余裕ぶってろ」
 余裕なんかない、そう言いかけた時、樹がずんっと最奥を突いた。衝撃に、息を呑む。次いで、抉られた部分が収縮して樹に絡みついたのがわかった。
「あ、や……っ」
「体は女の反応してるのにな」
 樹の指が、陽菜子の下腹部をなぞる。その薄い腹の下に、樹自身が収まっている。
「わかるか? ここ、俺が挿入ってる」
「あ……」
「おまえの中、きつくて狭くて動きにくい」
 顔を背けた陽菜子の額にキスを落として、樹がゆるゆると動く。緩やかなその動きは、破瓜の痛みを和らげるように優しい。
「痛いか?」
「……少し」
「そうだな、まだ中でイクのは無理か」
 こっちの方がいいだろ、と言って、樹は陽菜子の花芽を弄った。指先が繊細な動きで官能を掻き立て、陽菜子の体内から快楽を引きずり出していく。
「あ、やだ、それ……だめ……」
「気持ちいい、だろ」
「ちが……ん、あ、あ……っ」
 違わない。やわらかな動きが気持ちよくて、もどかしい。そう思ったことを見抜いたかのように、樹が腰の動きを速めた。
「あ……!」
「中も感じるか?」
「わ、かり、ませ……っ」
「おまえの好いとこ、擦ってるんだけどな」
 悲鳴が漏れそうで、陽菜子は唇を噛み締めた。気持ちよさと痛みと、どちらにも意識が持っていかれてしまう。
「ほら。ここ好きだろ」
 ぐ、と硬い部分で刮げられたのは、陽菜子の体内の性感帯だった。自分でも知らなかったところを愛撫され、嬌声を抑えられない。
「や、あ、あ……!」
「痛いか?」
「や、そこ……あ、あ……っ」
 痛みより快感が深くなって、陽菜子はどうしていいかわからない。目の前の樹を見ると、シャツすら脱いでいなかった。
 その黒いシャツにしがみついて、ぐりぐりと額を押しつける。
「痛い……けど、気持ちい……あ、や、だめ……っ」
「どっちなんだよ」
 笑いながら、樹は律動の間隔を変えてくる。ゆっくり突いて、速く抜く。抉るように貫いて、優しく引いていく。その気ままな動きに翻弄され、陽菜子は浅い呼吸を繰り返した。樹の唇は乳房やその先端を吸い上げ、時に赤い痕を残す。
 あちこちを愛撫され、刺激されて、陽菜子は涙目になった。気持ちいいのか苦しいのか、もう訳がわからない。
「樹、さ……っ」
「どした?」
「わかん、ない……!」
「はは、馬ー鹿。可愛いだけだろそんなの」
 樹は泣いている陽菜子の顔中にキスしながら、最奥を穿つ動きを繰り返している。強弱も動きもめちゃくちゃなそれに、陽菜子の官能が追いつかない。
「も……だめ……ぇ……っ」

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