エリート上司と夫婦になりまして ~極上御曹司は毎夜淫靡に愛を乞う~

書籍情報

エリート上司と夫婦になりまして ~極上御曹司は毎夜淫靡に愛を乞う~


著者:雛瀬智美
イラスト:カトーナオ
発売日:2022年 9月30日
定価:630円+税

夢だった広告会社に就職し、忙しくも充実した日々を送る織衣。
残業を終えたある日、織衣は会社の御曹司であり憧れの人・瀧澤部長からニ人きりでの食事に誘われ、なんと交際を申し込まれる!
「どんな織衣だろうが俺はすべてを愛している。守るから、全部ゆだねてほしい」
順調に愛を育んでいくニ人だが、恋をして増々綺麗になった織衣は、ある男性からしつこいアプローチを受けるようになる。
きっぱりと断ったのに、諦めてくれない彼の行動は段々エスカレートしていって――!?

【人物紹介】

三上織衣(みかみ おりえ)
情報システム部に所属しているOL。
新入社員歓迎会で瀧澤と接して以来、密かに憧れていた。
美人でハキハキとしており人気のある反面、気が強く近寄りがたいと思われていたが……?

瀧澤孝哉(たきざわ たかや)
織衣の所属する部署の部長であり、会社の御曹司。
一見近寄りがたい雰囲気だが、気さくで部下思いのため慕われている。
部下にも優しいが、恋人にはさらに甘いタイプ。

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【試し読み】

「大丈夫だ」
 孝哉の声が頭上から降り注ぐ。
 もう一度指先が絡められ、織衣は応えるように握り返した。
 孝哉と並んで歩き出す。
 後ろではなく隣を歩いた。
 豪奢なホテルの扉をくぐり抜け、受付の前に2人で立った。
「予約している瀧澤です」
 受付の男性は、パソコンの画面で確認する。
「707号室を予約されている瀧澤様ですね」
 孝哉が、鍵を受け取るのを横目で見ていた織衣は、部屋を予約してくれていたのだと知り驚いてしまう。腰を抱かれてエレベーターに乗る。
「どういうことですか?」
「コネでいつでも予約が取れるんだ。スイートじゃないけどね」
 余裕たっぷりの発言に、面食らう。
 さすが御曹司だと思ってしまった。
「織衣と、1つになりたい。気持ちが急くなんて初めてだ」
 エレベーターの中で、2人の心音が響く。手を握られると、小さなキスが降ってきた。
 エレベーターが7階につくまでの短い間、キスを交わし続けていた。
 部屋の前で孝哉が、こちらを見つめてきた。
「織衣」
 狂おしそうに名前を呼ばれ、どくんと鼓動が高く波打った。
 孝哉の腕をぎゅっと掴む。
 カードキーを差し込み部屋の扉を開けた孝哉は声を潜め織衣に問いかけた。
「朝まで離してやれそうにないけど、いい?」
「……はい」
 ひどく甘い声だった。
 大好きな人と結ばれる予感に胸が騒がせる。
 自分が処女であることで彼に失望させてしまわないだろうかとか、余計なことを考えてしまうけれど、孝哉に抱かれたい気持ちは増すばかりだった。
 彼がほしい。
 こんなにも強い思いを感じるのは、初めてだった。

 扉が開き、中に入ると鍵がかかった。
 孝哉に手を引かれて歩く。
 スイートルームではないと聞いたが、とてもいい部屋だった。
 大きな窓からは、夜景が見渡せる。
 夜空にきらめく街の光が、とてもまぶしかった。
 孝哉が、熱っぽいまなざしを向けてきて震えた。
「お風呂に入りたいんです。仕事が終わった後でしょう」
 仕事帰りなのでまずはお風呂に入りたかった。
「それは却下だな」
「キャッ!」
 横抱きにされた織衣は、ベッドに横たえられてしまう。
 豪華なベッドは、スプリングで弾むこともなく織衣の身体を受け止めた。
 スーツのジャケットはあっけなく脱がされブラウスのボタンに指がかかったので、びくっとする。
 覚悟していたはずなのに、うろたえてしまう。
「織衣、会社以外では敬語をやめてくれないか。俺たちは恋人同士なんだから」
 見下ろしてくる視線はとても熱かった。
「……わかったわ」
「優しくするから安心して俺に身を任せてくれ」
 姿勢を低くし、顔を近づけた孝哉が耳元でささやく。こくこく、とうなずいた。
 きっと、初めてだとばれているに違いない。孝哉を信じて、瞳を閉じた。
 彼の唇が額や頰をかすめて、熱を与えていく。
 好意がない相手なら、こんなふうに身を任せたりはできないだろう。
 唇が、織衣の上唇を食む。チュッ、チュッと音を立てて啄み、重ねられた。
 息が乱れてくると、心臓の音も大きくなる。
 孝哉の舌は巧みに動き、織衣の舌にもつれ合わされる。
「んん……」
 深いキスさえ、初めてで孝哉についていくので精一杯だ。舌を差し出せば、絡めとって吸われる。
 心地よいしびれが支配していく。
「んん……っ……ふあ」
 じゅ、と吸われて舌を嚙まれる。孝哉は、どうやったら落ちるのかわかっているのだ。
 歯列をなぞる舌の動きに捕らわれる。
 その間に、ブラウスのボタンが外されていく。
 孝哉の動きが止まったので、ブラウスを脱がせやすいように腕を上げた。
 荒い息が肩にかかって、彼がどれだけ求めているのかを知った。
 ブラジャーだけを身につけた姿にされると、両腕で胸を隠そうとするのは本能の仕草だろう。
「駄目だ。隠したら見えないだろう」
 言い聞かせる声に操られて、腕をシーツに投げ出す。
 孝哉の視線が、そこに集中しているのがわかって、恥ずかしくなる。
「顔が真っ赤だな」
 孝哉の指が、織衣の頬に触れてつつく。 
 そっと離れた指は織衣の頬の火照りを確かめているかのようだった。
 唇をとがらせる。
 内心で、意地悪と呟いていた。
「あ、明かりを消してほしいの」
 孝哉は、クスリと笑い、お願いを聞いてくれた。
 リモコン操作で部屋の照明が落とされる。
 孝哉が、自分のスーツのジャケットとスラックスを脱ぎ捨てる音が響く。
 覆いかぶさった体が熱い。
 腰に当たるのは、孝哉の肉欲だった。固く立ち上がったソレが下着を押し上げている。
 首筋に髪が触れる。胸に顔を埋めた孝哉が、そこから顔をあげた。
「……だ、駄目」
「これから、織衣をかわいがってあげるから」
 ぎゅっ、と目をつむる。ブラジャーの上から、乳首を食まれて息が漏れた。
 ブラジャーの上で大きな手のひらが動き、丸く円を描いていく。
 生地越しに乳房を揉みしだかれるもどかしさが、小さな火をともしていく。
 もの足りないと感じてしまう。両脚を無意識で孝哉の脚に絡めていた。
「積極的だな」
 かっ、と頰が熱くなる。欲に濡れた声だった。
 孝哉は、ブラジャーのホックを背中で外した。胸が解放されて、すべてがさらけ出される。喉が鳴る音がした。
「綺麗だ……」
 照明が消えていても、孝哉には見えるのだろう。
 直接触れられると、彼の手の感触をまざまざと感じてしまう。
 豊かな乳房は、大きな手からもこぼれてしまう。
「織衣は、スーツの下にこんな魅力的な身体を隠していたんだな」
 ため息が漏れた。無造作な指が、乳首をかすめて離れた。
「あっ……」
「固くなってきている」
 冷静な声音に、赤面する。いちいち報告しなくていいのに。
「ああん……」
 大きな手が両胸を揉みしだく。
 孝哉は、織衣の半開きになった唇に舌を潜りこませて喘ぎを閉じ込めた。指先が乳首に当たるたび、びくびくっと腰がうねる。
 痛いほど張り詰めた頂きを口に含んで、舌で転がされればもう喘ぎは抑えられなかった。
「んん……っ……ふあっ」
 味わうように固くなった先端を舌の先で弄ぶ。チリチリと、肌が燃えてくるようで少し怖い。
 孝哉の指先で固い蕾を弾かれて、背中が波打った。
 はしたないと思うのに、声は甘く媚びるようになってしまう。
「強気な眼差しが、大きく見開かれて潤んでいるよ。本当にいじらしいな」
 擦っては、押しつぶし、捻る。
 口の中に含まれた方の尖りは、しっとりと濡れそぼっていた。
 孝哉の大きな手はどこまで織衣を知ろうとするのだろう。
 淫らなキスは熱を高め、頭が上手く働かなくなる。
 ふわふわとした甘さは、心身をとろかせる。暗闇の中で、孝哉の仕草は見えないのに感じ取ってしまう。
 今、どこにキスをして指で撫でたか脳に伝えてくる。もう我慢できないという様子で求めてきたのに、孝哉は余裕を崩さない。
 織衣はとっくに乱れて自分でも制御できなくなっていた。
 自分でも触ったことのない下腹部に、手が置かれたとき、首を横に振った。
 足を閉じようとすると、孝哉の手を挟む形になってしまう。
「そんな所……っ」
「織衣、もっと気持ちよくなっておかないと後がつらいぞ」
 びくん、と肩が揺れる。
「任せておけと言っただろう」
 孝哉の声には驚くほど艶が含まれていて、その声には抗えない引力があった。
 彼の手を摑んで、了承を伝えると孝哉は、秘められたその部分に触れた。
 思わず、瞳を閉じる。
「濡れている。織衣が俺に感じてくれている証拠だ」
 指の先が触れるだけで、そこがしっとりと湿り気を帯びているのが、伝わってくる。
 薄い恥毛を搔き分けて、濡れそぼった秘所を丹念に撫でまわす。
 口元を両手で押さえても、声が漏れ出てしまう。
 彼の指が溝を往復して、秘核を暴かれる。
「ああ……っ……やっ」
 勝手に肌が、わなないて孝哉に応えていた。
 何度か触れられているうちに、硬くなり更に、水音が大きくなってくる。
 魚のように身体をくねらせて、快楽に耐える。
 指の腹が、ぐ、と押しつぶし擦りあげる。
 織衣は、すすり泣く声をあげて孝哉の頭部を手で押さえた。
 敏感になった秘核に触れながら、片方の手が乳房に伸びてくる。
 大きな手のひらに包まれ、指の間に先端を挟まれる。
 やんわりと撫でられて、小さく声を漏らす。秘核を爪の先が弾いて、熱が、わだかまっていく。
 ぶるん、と震えた胸の先を舌が舐める。
「あ、あ、っ」
 ちろちろと、舌を窄めた舌が先端をかすめる。
 秘核には溢れた愛蜜がまぶしつけられている。
 いろいろな場所から刺激を与えられ、快楽から逃げられない。瞳から零れた大粒の滴が肩に落ちた。
「や、やめて……汚いから」
 指で触れていた場所に舌が触れた。孝哉の頭はいつの間にか織衣の足の間に埋められている。
「織衣にそんな所ないよ」
「はう……っ」
 舌で掬いとる。孝哉が丹念に湿り気を拭っても更に水音が増していく。鼻から息が抜け、しどけなく開いた唇からは、滴がこぼれている。
「あ、あ、あっ」
 意味を成さない声を漏らし、孝哉の動きに翻弄される。舌が膣内に差し入れられて、頤を逸らした。
 差し込まれた舌は浅い場所を舐めている。指先は、秘裂と、堅い蕾を撫でまわしていた。
 両脚を押し開いた格好だ。乳房の上で手を交差して自分を抱きしめると、先端に指先が当たり余計に感じた。
「こんなに淫らに応えてくれる織衣が、今まで誰のものにもなってなかったなんて奇跡だな」
 今、ここで孝哉が女性として目覚めさせくれる喜びに身もだえた。舌先で突いていた場所に、指が差し込まれる。
 舌とは違う感触に、身体がかたくなになったが、孝哉は、すんなりとことを進めていく。
 ごつごつとした浅い場所を孝哉の薬指で撫でられると、背筋がぞくぞくとした感覚があった。
 反応を確かめた孝哉は、更に奥へと指を進ませる。
「あ、だ、駄目……っ」
「声が震えているよ」
 ぬるぬるとした動きで、指が出し入れされる。ぎゅ、とシーツを摑む。
「織衣、1度、イこうか」
「ああ……っん」
 1番奥で、指を折り曲げられる。その瞬間、脳裏で火花が散った。
「はああっ……んっ」
 肩で息をしていると、微かな音が響いていてそちらに視線を引き寄せられた。
 孝哉が、避妊の準備を整えて織衣においかぶさる。
 彼の重みがうれしくて胸がきゅんとなる。
「織衣、いいか」
「……聞かなくていい」
 もう孝哉の欲望ははちきれそうだ。くす、と笑われて肩を食まれる。
 秘裂をかすめた肉欲が、切っ先を膣内に埋めようとしていた。
 身を沈ませた孝哉の背中に腕を回す。
「っ……力を抜け」
「ん」
 どうやら、身体が彼の欲望を押し戻しているらしい。
 苦悶のうめきに織衣は、彼に負担をかけたことを申し訳なく思う。
「深呼吸だ……そうだ。上手だ」
 身体の力を抜くと、さらに彼の欲望が中に入ってくる。
 頭を撫でてくれて安心するように瞳を閉じる。
 膣内に埋め込まれていくモノの大きさで身体が震える。
 最奥まで貫かれて、悲鳴を上げていた。
「あああっ……!」
「織衣のナカに入った」
 淡々と告げられ、意識する。1番奥に孝哉自身が届いていた。力強く漲る彼自身が、主張している。
 頰を滑る涙をキスがぬぐい取る。
 そのまま背中を抱きしめられ、ひとつになったと実感した。
 彼の背中にしがみつくと一体感に包まれる。
「孝哉さん、あったかい」
「ああ、お前の膣内は、最高だ」
 いつの間にか君からお前に変わっている。これが彼の素らしい。
「っ……」
 織衣が少し落ち着いたのを確認した後、孝哉は腰を揺らし始める。いきなり鋭い凶器を往復させ始めたので、途切れ途切れにあえいでしまう。
 痛みが少しずつ引いて声が変わったと孝哉もわかったらしく、攻めが激しくなってきた。
「ふあ……っん」
「織衣……いい」
 揺れる乳房を大きな手が荒々しく揉みしだく。
 彼の手の中で豊かなふくらみは、形を変える。
「あ、だ、駄目……そんな」
 ちゅ、と乳房の先を舌がなぞる。刺激で奥がうごめいた。
「これが、好きなんだな」
「わかんない」
「身体は、正直だぞ」
 ちゅう、と今度は頂を吸われる。びくん、と腰が浮く。
 織衣は、そのまま抱えられ、突き上げられた。
「あ、あ、……ッあ……ふ……あっ」
 孝哉の膝に、織衣はしなやかな両足を絡める。
 下からの突き上げだとよりつながりを深くなって、感じてしまう。
 首筋に腕を絡めてしがみつく。お互いの身体を濡らす汗がまとわりつく。
「織衣、好きだ……!」
「……ん……私も好き」
 雄茎が、膣内の1番奥で爆ぜる。
 どくどくと愛の証しが注がれて意識が混濁する。
「あ、あ、……」
 かしぐ身体を力強い腕に受け止められて安堵で目を閉じた。
 意識が戻ってきたとき、部屋には朱色の明かりがともされていた。
 腰を抱かれて腕の中に閉じ込められているのに気づいて慌てたが、身をよじれば更に密着した。
 孝哉に横から抱きしめられていてはっとする。
 汗ばんだ肌同士が触れ合っている。
 吐息が肩にかかって、どきりとする。
「織衣」
「え、あ……」
 甘い声が耳に届いた。恋人となり結ばれた人が横からこっちを見ていた。改めて見ると恐ろしいほど造形が整っている。
 4歳違うだけでこんなに大人っぽいものだろうか。
 自分にはもったいないほどの人だと、内心で思った。悔しいから口には出さない。
 どうして私を選んでくれたのか、胸に響く告白を聞いて抱かれたのにまだ不思議でたまらない。
 身体の芯がまだ熱く火照っていて、違和感がある。
 埋められていたモノが、出て行って寂しいような変な気分だ。
 織衣は、顔を横に向けてシーツに埋めた。
「痛くなかったか?」
「……、痛かったけどもう平気……ってどこに顔を埋めているのよ」
 孝哉は、乳房の方に顔を上げて先端をちゅぱちゅぱと吸っている。
「まだ、こんなに硬い」
「は、恥ずかしい!」
「今更じゃないか」
 ちゅう、と吸われ、胎内が、びくとうごめいた。
「愛し足りない」
 乳房の先端に息がかかり、うめいた。
「駄目……無理っ」
 慌てて否定するも肯定と同じにみなされたようだ。
 孝哉は、いったん離れると、素早く避妊の準備を整える。
 けだるさで自由に動かせない身体は、たくましい男の身体に組み敷かれてしまう。両脚の間には、勢いを取り戻した肉欲が突きつけられている。
「あ、だ、駄目よ。無理」
「そうか。しっかり濡れているけど」
「やん……っ」
 つ、と先端が秘所を叩く。それだけで、胎内のざわめきが大きくなる。
 ぎゅ、と手を繫がれたら、力を抜くしかない。太く硬いみなぎりが、最奥を力強く貫く。首ががくん、がくんと揺れる。再び快楽の淵に落とされた織衣は、熱い飛沫を浴びるまで啼き続けた。

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