
エリート官僚は二度目の初恋を絶倫執愛で手放さない
著者:本郷アキ
イラスト:御子柴リョウ
発売日:2026年 7月31日
定価:720円+税
一途ながら男を見る目がない、面食いOLの御崎唯香は二股男と別れたばかり。
そんなある日、エリート官僚で幼なじみの加賀剛毅と19年ぶりに再会を果たすことになったのだが……?
目の前に現れたのは圧倒的な美貌と大人の色気を纏った超絶イケメンだった――!!
あまりの神々しさに最初は戸惑う唯香だったが、話をするうちにすっかり打ち解けていき……。
お酒の勢いも手伝って彼の高級マンションへとエスコートされてしまう!?
極上の男へと進化した幼なじみからの誘惑に揺れ動く唯香。
「恋人としかそういうことはしたくない」と最後の抵抗を試みるも、剛毅から恋人だと言われてしまい……。
「唯香、だめじゃなくて、気持ちいいって言って、もっとって。唯香が求めてくれるなら、なんでもしてあげるよ」
強引ながらもどこまでも甘い剛毅に流され、ついに一夜を過ごしてしまった唯香。
しかも彼の「唯香ちゃんはもう俺の恋人だよ」という言葉はどうやら本気のようで――!?
【人物紹介】
御崎唯香(みさき ゆいか)
面食いで惚れっぽい28歳OL。
整った顔立ちをしている美人。
好きになったら一途かつ尽くしてしまうタイプで、これまでダメ男に引っかかっていたのだが――?
加賀剛毅(かが こうき)
唯香とは小学校の同級生で、エリート官僚。28歳。
幼い頃は唯香に「美少女天使のこうちゃん」と呼ばれていたほどの美貌の持ち主。
穏やかそうで人懐っこく見えるが、実は腹黒な一面も。
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【試し読み】
なだれ込むように部屋に入り、室内を見回す余裕もないまま寝室に連れ込まれた。
剛毅はビニール袋から買ったばかりの避妊具を取り、ベッドに置く。そしてジャケットを脱いでベッドの横に落とすと、スラックスのベルトに手をかけた。
恋人だなんて、彼が今夜事を為すための都合のいい虚言だろう。
そう思う気持ちはあっても、剛毅の手で肌を弄られるたびに腰が跳ね上がり、思考を奪われ、男に抱かれたいと望む女の欲に抗えない。
「はぁっ……ん……こう、ちゃん」
「剛毅、だよ。呼んで、唯香」
「こう、き……っ」
のしかかられ、耳元で色香を含んだ声で囁かれた。呼び捨てになっただけなのに、それだけで自分たちの関係が急速に近づいたように思える。
「ずっとそう呼んで。恋人でしょ」
「ん……剛毅」
ブラジャーのホックを外され、慎ましい乳房を手で包み込まれながら、唇を塞がれた。
同時に柔らかい乳首を指の腹で掠めるように弄られると、脚のあいだがきゅんと疼き、知らず知らずのうちに腰を浮き上がらせてしまう。
デニムを脚から引き抜かれると、空気に晒されたからか、下着の貼りつく感触がありありと伝わってくる。
「あっ、んん……っ、はぁ」
息苦しさから顔を背けると、追いかけるようにして、さらに深く唇が重なった。
ぐいと唇を押し開きながら彼の舌が差し入れられ、頬裏や歯茎まで舐め回されると、口の中にどっと唾液が溢れてくる。
「ふぁ……はっ、ん」
口の端から流れ落ちそうになる唾液を美味しそうに啜られ、ついに舌が捕らわれた。舌と舌を絡めながら、ぬるぬると擦られているうちに、脳髄が痺れるような感覚に包まれる。
(気持ち、いい……なんで)
他人とのキスでこんなにも気持ちいいと思ったことはない。潔癖症のきらいがあるわけではないが、キスは好きではなかったのに。
「ふぁ……っ、あ、あぁっ」
指先でこりこりと乳首を弄られると、空気に晒されて冷えたのか、それとも感覚が鋭敏になっているのか、ほんのりと色づく尖りが濃い色に変わり、硬く隆起していく。
「ん、あ、あっ、それ……や」
軽く乳首を引っ張り上げられ、捏ねられる。そのあいだも口腔を舌で乱暴にかき混ぜられ、唾液が泡立つ音が引っ切りなしに立つ。
まるでその音にさえ煽られているかのように、腰がずんと重くなり、剛毅のシャツを掴んでしまう。
「乳首、気持ちいいね」
「んぁっ、あ、はぁっ」
気持ちいいという剛毅の言葉通り、指の腹で擦られるたびに口から吐く息が艶めかしさを増し、誘うように腰をくねらせてしまう。
(なんで……私、こんな)
触れられてもいないのに、脚のあいだは唯香がこぼした蜜にまみれてすでにぐっしょりと濡れている。
身体がおかしくなったみたいだ。自分はいったいどうしてしまったのか。誰と肌を合わせても、こんな風になったことなど一度もなかったのに。
剛毅に触れられるたびに、まるで身体中の細胞の一つ一つが彼を求めているかのように反応する。彼と友人のままでいたいなんて感情はとうに失せ、ただただ男を求める女の本能を突きつけられていた。
もしもこれが恋だと言うのならば、今まで過去の恋人に感じていた感情は偽物にすぎないだろう。それくらい強い力で彼にすべてを暴かれているような気になる。
「剛毅……胸、ばっかり……や」
「あぁ、こっちも我慢できなそうだもんね」
剛毅はキスの合間に小さく笑うと、唯香の脚をぐいと大きく開き、ぐっしょりと濡れたショーツのクロッチを指でなぞった。
「ひ、あ、あっ」
指先が閉じた陰唇を撫で、つぅっと真下に下ろされた。谷間に沿って優しく摩られているだけなのに、爪の先で擦られる感触がたまらなく心地良く、どっと蜜が溢れてくる。
「下着越しなのに、濡れてるのがわかるね。唯香がこんなにエッチだったなんて思わなかったよ。おっぱい弄られただけで、こうなっちゃったの?」
「やぁ……っ、ちが」
「指で擦るだけで、腰振っちゃって。ほら、いっぱい溢れてくる」
いやいやと首を振るが、言葉と行動は真逆の反応を示す。剛毅の指先が秘裂を行き来するたびに腰がびくびくと跳ね上がる。
「あっ、あぁっ、ん、やぁ」
布越しに陰核を転がされると、気持ちいいのにもどかしいような感覚が押し寄せてきて、より強い刺激をねだるように彼の手に腰を押しつけてしまう。
「本当はもっと可愛がってあげたかったけど、酔ってるからかな。あまり余裕がないんだ、ごめんね」
剛毅はそう言って、唯香のショーツを脚から引き抜いた。濡れそぼった蜜口に視線を走らせると、目の前にご馳走でもあるかのように喉を鳴らす。
「唯香のここ、すごいエロいね」
自分ではじっくりと見たことのない部分を凝視されている。
愛蜜を滴らせているせいで、空気が揺れるたびに冷えた感覚が走り、寒くもないのに全身が粟立った。
「ほかの男にもこんなにいやらしい姿を見せたの?」
「ち、が……こんなの、剛毅にしか……っ」
責めるような響きを持った声で言われ、唯香は言い訳のように口にする。
貴之にも、その前の恋人にも見られたことはあるが、剛毅に触られたときのような反応を示したことはなかったのだ。
そんな唯香の反応にため息をつかれたことなら数多くあるけれど、これほど淫らな反応を見せれば、彼が信じられないのも無理はない。
「まぁ過去のことはいいや。でも、唯香はもう俺のものだ。浮気はだめだよ」
「剛毅、こそ……私以外にこんなことしたら、すぐ別れるから」
唯香が言うと、剛毅は自信ありげに口角を上げて、誓いのようにキスを落とした。
「俺は唯香しかいらないよ」
太腿を広げられて、剛毅の顔が近づいてくる。
なにをされるかわかっていても、身構えてしまうのは致し方ない。羞恥心から脚を閉じようとすると、太腿に置いた手に力が込められた。
「エロすぎて、見てるだけで達きそう」
剛毅は喋りながらも股間への視線を外さない。ふっとそこに息を吹きかけられて、腰がびくりと揺れる。すると彼は、楽しげに口元を緩めた。
「ねぇ、こんなに毛って生えないもの? 濡れた穴、丸見えなんだけど」
もともと陰毛が生えていたあたりを指先でくるくると撫でられ、秘裂をぱかりと指先で開かれる。剛毅は興奮しきった目で蜜口を凝視していた。
「あっ、んんっ……やぁ、そこ、触っちゃ」
全身脱毛で股間の毛まで処理したのは、初めての恋人に乞われてのことだったが、あまりの興奮に引いたのを覚えている。
それなのに、剛毅のギラギラした目で見つめられることにはまったく嫌悪感がなく、むしろ嬉しいとさえ思うのはどうしてか不思議でならない。
「だって、触りたくもなるって、これ」
エロすぎるだろ、とやや荒々しい雰囲気で呟いた剛毅が、喉を鳴らしながらヒクつく蜜口にしゃぶりつく。
陰唇をべろりと舐められ、その強烈な刺激に唯香は声もなく、首を仰け反らせた。
「――っ!」
唯香の良さげな反応を見てか、剛毅の舌がますます淫猥に動かされる。
陰唇をかき分けるように舌を揺らし、包皮を捲り上げると、谷間の行き着く先にある小さな尖りを舌先で弾く。
「ひぁっ、あぁっ、や、そこ」
頭の先からつま先までびりびりとした凄絶な快感が駆け抜けていく。ぬるぬると舌が動かされるたびに、腰が跳ねて、どっと愛液が溢れた。
「あっ、あっ、あ、だめ、そこ」
そんなつもりはなかったのに身体が逃げるように上へと動く。するとがっしりと両脚を掴まれ、引き戻された。筋肉痛になりそうなほど両脚は強張っているのに、ぬるついたそこは弛緩したみたいにたらたらと淫水をこぼす。
「クリ舐められるの好きなんだ? いつもこんなに濡れちゃうの?」
からかうように言われ、かっと全身が火照った。こんな反応になるのは剛毅だけだ。自分がとんでもなくいやらしい女になってしまったみたいで、目の奥がじんじんと痺れる。
「ちが……こんなの、なったことない……っ」
こらえきれない恥ずかしさで彼から目を逸らすと、剛毅が驚いたように顔を上げた。本当にと窺うような表情で見つめられ、小さく頷く。
「セックスで、気持ち良くなったこと、ないの……本当に。だから、こんな……っ」
言葉は最後まで紡げなかった。
脚のあいだにふたたび顔を埋めた剛毅が、視線だけを上げながら敏感な花芽に歯を押し当ててきたからだ。強烈な刺激に目の前が真っ白に染まり、全身がぶるぶると震えた。
「へぇ、俺以外で気持ち良くなったことないの?」
クリトリスを唇で軽く挟まれ尖らせた舌先で扱くように舐められた。時折、じゅっと強く啜られ、口の中で転がされると、強すぎる快感に目眩がしてくる。
「ひぁぁっ! あ、あ、だめ、だめっ、それ、強いからぁっ」
思わず剛毅の髪に手を差し入れて頭を掴むが、彼は気にする様子もなく、唯香を追い詰めていく。
じゅ、じゅっと卑猥な音を立てながら溢れる愛蜜を啜り、勃起したクリトリスを尖らせた舌先で捏ね回された。ぬるぬるとした感覚が気持ち良すぎて腰が蕩けてしまいそうだ。
「あ、あぁぁっ、だめ、なんか、それ、やぁぁ」
「だめ? 気持ち良くない?」
「気持ち、良すぎて、怖い……っ、なんかきちゃう、からぁ」
唯香はいやいやと髪を振り乱し、涙に濡れた目を下半身に向ける。
「いいよ、達って」
剛毅の声は浮かれているというか、弾んでいるというか。意識ごと快感に流されそうになっている唯香には、その声の変化さえわからなかった。
「達くの……や、怖い」
唯香がいやいやと首を横に振るが、舌の動きは止まらない。
「大丈夫、ただ気持ちいいだけだよ……ほら」
指先で陰唇をぱっくりと押し開き、剥き出しになったクリトリスを舌の先端でちろちろと舐め上げられる。強烈な刺激にとてもじっとしていられず腰を揺らすと、粘着性のある愛液がとろりと噴きこぼれ、臀部を伝い流れ落ちていく。
「ひぁっ、あ、だめ、それ、だめぇっ」
髪に差し入れた手にぐっと力を込めるが、舌の動きは速さを増すばかり。唾液の滴る舌で淫芽を弾き、口腔に含み、舐め転がされる。
「唯香、だめじゃなくて、気持ちいいって言って、もっとって。唯香が求めてくれるなら、なんでもしてあげるよ」
温かくぬるついた舌の動きが気持ち良すぎて、思考が奪われていく。ただ、彼の言うがままになればもっと気持ち良くなれると、本能が理解していた。
「はぁ、あぁっ、気持ち、いい、もっと、もっとして」
「あぁ……中が痙攣してきた」
ピンと勃ち上がる淫芽をちゅうっと思い切り吸い上げられ、脳髄にまで伝わるほどの鋭い愉悦に全身が押し流された。
「あっ、あっ……それ、気持ちいっ、ん、あぁぁっ」
眦から涙が溢れて滑り落ちていく。目の前が滲み、途切れがちの喘ぎ声を漏らしながら、腰がびくびくと跳ね上がる。
包皮ごとぱくりと含まれ、硬く強張る花芽を舌先で激しく転がされた。意識ごとさらわれそうなほどの強烈な刺激に、ひたすらみだりがわしい声を上げるしかない。
「ここ、俺の舌でふやけて、蕩けちゃいそうだね」
剛毅は息を吹きかけながら舌を伸ばし、こちらに見せつけるように舌先を動かす。ぐりぐりと痛いほどに押しつぶされているのに、耐えがたいほど気持ちいい。
「それ……っ、すごいの、ひぁぁっ」
波のように迫る絶頂感にもはや為す術もない。
背中を仰け反らせながら、つま先をピンと張る。彼の頭をぎゅっと掴むと、ひときわ強い力でクリトリスをこりこりと抉られた。
「ほら、もう達けるだろ? 可愛く達く達くって啼いて」
「やぁっ、そこ、強くしないで、あぁっ、達く、もぅ、達っちゃ……っ」
絶頂の瞬間、目の前が真っ白に染まり、呼吸の仕方を忘れてしまったかのように喉がひくりと震えた。凄絶な快感に襲われ、頭の先からつま先までもが硬く強張る。
「――っ!」
大量の愛液がぴゅるっと蜜口から噴き出し、彼の口を濡らす。腰が二度、三度と跳ね上がり、息を詰まらせながらも、あまりに苦しい快感がようやく終わるのだと安堵してもいた。
「まだ終わってないよ」
しかし、彼の舌の動きは止まらず、くすぐるようにクリトリスを舐められた。絶頂の最中にあった身体は燃え立つように熱くなり、とても平静ではいられない。
「ひ、ぁ――っ!?」
脳裏が快感に染まり、恐ろしいほどの愉悦に翻弄される。なにが起こっているのか、自分でもわからない。四肢には力が入らず、全身が痙攣し、意識がどこかに飛びそうだ。
「達ってるとこ、もっと見せて。ぐちゃぐちゃに乱れて、俺とのセックスが忘れられないくらい溺れてよ」
「ひぁぁっ……いや、だめ、今、達っちゃったからぁっ、だめぇぇっ」
彼は指の第一関節までを蜜口に突き入れ、入り口を広げるようにかき回す。うねる蜜襞を至極楽しそうに指の腹で擦り上げながら、溢れる愛蜜をちゅ、ちゅっと啜り取った。
隣近所に聞こえてしまうかも、などと考える余裕はすでにない。唯香は口から迸る悲鳴のような嬌声を止められず、ひたすら全身をがくがくと震わせた。
「ほら、唯香のイキ顔、もっと見せて」
「あ、やだぁぁ……こんなの、知らな……気持ち良すぎて、無理ぃっ」
気持ちいいのに苦しくて、羞恥心さえ忘れ、喘いでしまう。
あまりに凄烈な快感は苦しさも伴うのだと初めて知った。それなのにギラギラした目でこちらを見る剛毅の興奮しきった顔を見ると、苦しさよりも充足感が広がっていく。
「でも、ほら、中、ちゅっちゅって指に吸い付いてくる」
「あっ……あぁぁっ、そこ、擦っちゃ、また……っ」
クリトリスを啜りながら、蜜襞を擦り上げられると、恐ろしいくらいの快感に呑まれ、あそこだけではなく、四肢までもがどろどろに蕩けてしまいそうになる。指を小刻みに揺らしつつ敏感なところを探られ、絶頂の余韻から下りてこられない。
「あぁっ、いっぱい、達っちゃう、からぁっ」
唯香は腰をびくんびくんと跳ね上げながら、彼の髪をかき乱した。
「これじゃあ舐めても舐めても追いつかないね」
剛毅は垂れる愛液を舌ですくい取ると、さらに指の動きを加速していく。下半身からは舌と指の音に合わせて愛液が飛沫を上げ、ぐちゅぐちゅと引っ切りなしに淫音が響く。
「あ、あぁぁっ、やぁ……っ!」
何度目かの絶頂に、唯香は背中を波打たせて喉を引き攣らせた。
全身からどっと汗が噴き出てきて、頭が朦朧とする。
眠ってしまいたいのに、執拗にクリトリスを舐められ、濡れ襞を指でずぼずぼと擦り上げられると、意識が現実に引き戻されて、また強烈な快感の波にさらわれる。
「ひぁぁっ、もう、もう……いやぁぁ、また、達くぅっ」
このままでは全身が蕩けてなくなってしまいそうだ。
唯香は彼の唇に押しつけるようにがくがくと腰を揺らす。
「剛毅……こう、き、もっ……んぁぁっ、そこ、もうっ」
もう何度達しているのか、自分でもわからなくなってくると、苦しくつらいのに、どうしてだか隘路の奥がきゅっと切なく疼くような感覚がする。
その初めての感覚に戸惑い、ただひたすら髪を振り乱して身悶えるしかない。
「はぁ、あぁ、あ、だめぇ、もう、お願い」
開きっぱなしの口からは絶えずみだりがわしい声が漏れる。
クリトリスを舐め回されるたびに、隘路で蠢く指を締めつけてしまう。すると指の動きが速められて、奥まった部分を擦られるのだが、それでは物足りない気がしてくる。
(ほしい……早く、ほしい)
早く繋がりたいと思うなんて初めてだ。過去の交際相手と幾度となく身体を重ねてきたけれど、早く終わってほしいと思うことはあっても、その逆はなかった。
「どうしてほしい? もう達きたい?」
「やぁっ、ん、ちが、奥、して、奥がいい」
涙をぼろぼろとこぼしながら、ねだるように彼の髪を撫でる。
「奥? いいよ、してあげる。ほら、唯香の中、すごいことになってるね、中、漏らしたみたいにぐちゃぐちゃだよ」
剛毅は口元を緩ませ、指をずぼずぼと抜き差しする。そのたびに噴き出した愛液がぴしゃぴしゃと飛沫を上げて、彼の手のひらを濡らす。
「あっ、あっ、それじゃ、やぁぁ」
いやいやと髪を振り乱すと、まるで愛おしいと言わんばかりにクリトリスに口づけられた。ちゅっと音を立てて離れていく顔を恨めしげに見つめると、陶然とした目で見つめ返される。
「じゃあ、どうしてほしいの?」
「もう、していい、から」
わかっているくせにと彼を睨むと微笑みが返された。
これほど手慣れている彼が気づかないはずがない。
唯香はこくりと喉を鳴らして、物欲しそうな目を剛毅の下半身に向けた。
スラックスの中心はそうとわかるほど隆起している。先ほど腰に押しつけられた昂りを思い出しただけで、隘路が疼き、彼の指をきゅうきゅうと締めつけてしまう。
「ちゃんとおねだりしてよ、唯香」


