ひと目ぼれした年上エリート様に迫ったら、オトナの絶倫で寵愛されちゃいました ~不感症!?だけど、抱いてください!~

書籍情報

ひと目ぼれした年上エリート様に迫ったら、オトナの絶倫で寵愛されちゃいました ~不感症!?だけど、抱いてください!~

著者:北条歩来
イラスト:小島きいち
発売日:2025年 1月31日
定価:630円+税

 

三杉恵那はマッチングアプリで清森一真という運命の人の人に出会ってしまった。
とにかく容姿がドタイプ! から始まった恋だったが、多忙の合間を縫って応えてくれる誠実な姿にどんどん惹かれていく恵那。
ある日のデートの帰り。楽しい時間をまだ終わらせたくなかった恵那は、ついつい酔ったふりをして彼の家までついていってしまい――?
狸寝入りはバレバレで、家に帰るように言う一真だったが、それでもまだ帰りたくないと恵那が伝えると……。
「――それなら一度試してみる? 俺のセックス」
最後までしなかったものの、その日からぐっと距離が近づいた恵那と一真。
しかし、最後までしなかったことで、一真との関係はなんと言って良いのかと悩むようになった恵那。一方一真も、恵那との年齢差のことで悩んでいるようで……。



【人物紹介】

三杉恵那(みすぎ えな)
大手アパレル関連企業の常務秘書アシスタントを務める25歳。
瞳の大きな可愛らしい容姿で、元気ではつらつとしている。
マッチングアプリで一真に一目惚れした。

清森一真(きよもり かずま)
大手食品メーカー取締役を務める35歳。
彫りの深い美しい容姿で、紳士的で優しい。少々(?)ワーカーホリック気味。
10歳も年下の恵那からの猛アタックに当初は戸惑っていたが……。

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*取り扱いサイトは、各書店に掲載され次第、更新されます。

【試し読み】
 

「――それなら一度試してみる? 俺のセックス」
 男を強く意識させられ、ぞくぞくする感覚が背筋を駆け上がってくる。ひと目ぼれした秀麗な顔立ちに惹きつけられているうちに彼が身体を起こした。
「どうする?」
「っ……」
 あっという間に押し倒され、見下ろしてくる視線に鼓動が騒ぐ。紅潮する頬が熱い。思い切って行動に移したものの、清森の色香の前には歯が立たない。
「やっぱりやめておこうか」
 圧倒されてしまったが、かぶりを振って答えると、彼は柔和な笑みを浮かべてから鼻先で見つめてきた。
「キスはしていい?」
「……はい」
 了承を得た彼の唇が優しく触れては離れ、また重なる。お互いの感触を確かめるようなくちづけがじれったい。
「んっ」
 甘え声を漏らすと、今度は上品に食むように求められ躊躇なく重なる。
 ふと手を繋がれてまぶたを開けると、至近距離で見つめ合う形になり、鼓動がひとつ大きく鳴った。
 出張帰りの彼を独占できる特別な相手は、今もいないらしい。食事中の会話を脳内でプレイバックしようとするが、彼はそれすら許さぬかのように、じっくりとキスを続ける。イニシアティブを取る清森のくちづけは、うっとりするほど心地いい。そのうち、舌先が探るように入ってきた。
「ん、ぅん……は、ぁっ」
 どうしても吐息が漏れてしまう。彼の動きに合わせようとするが、むしろ絡めとられて息が上がってくる。キスの間に彼も欲情したのか、熱い瞳に心の奥まで焦がされてしまいそうだ。
「本当にいい? もう止めないよ?」
 改めて訊かれても迷いはない。恵那は視線を逸らすことなく頷いた。
 清森がネクタイを解き、Yシャツも脱いでソファの背に放る。そして、恵那のグレーのカットソーの裾がたくし上げられて胸元まで露わになり、鮮やかなサマーグリーンのブラジャーが彼の瞳に映った。
 魅惑的な顔立ちに惹かれて始まった恋が、彼の上体を見て拍車がかかる。
 鎖骨がくっきりと浮いた肩回りは、幅があって頼りがいを感じる。力強そうな腕の太さや胸の厚み、過不足なく鍛えられた腹筋は雄々しくて目のやり場に困ってしまう。彼はおそらく着痩せするタイプなのだろう。恵那は自分の身体と比べ、両腕を交差して隠した。
「どうして隠すの?」
「……だって、清森さんみたいに引き締まってないから」
「俺の目に恵那ちゃんがどう映ってるか気になるってこと?」
 再び頷いて答えると、彼が目尻を下げて微笑んだ。
「肌が綺麗で、柔らかそうで、たまらなく美味しそうだと思ってるよ」
 清森が交差した恵那の両腕を緩め、カットソーを脱がしてくる。腰が軽々と持ち上げられ、スティックパンツもソファの背に掛けられた。
「あ、のっ……」
 美味しそうだなんて言われたら、なんだか恥ずかしい。またしても胸元を隠し両膝を擦り合わせる。恥じらうその様子が彼の興奮を煽ったのか、清森は背筋がゾクッとするほど妖美な笑みを浮かべた。
「可愛い」
 不意打ちの甘い言葉に動揺している間に、また唇が重ねられる。
 清森のキスは魔法のようで、彼のものになりたいと強く願ってしまう。淫らな格好にされても、彼に乱されてみたくなる。
「恵那ちゃんのこと、もっと知りたいな」
「清森さんっ……」
 彼が興味を持ってくれるだけで嬉しい。昂った想いが行き先を求め、恵那は両腕を彼の首に回した。
 ねだるようにキスをすれば、清森はブラジャーの上からやんわりと胸の形を変えてくる。そのうちにブラのカップに忍び込んだ彼の指先が、ぷっくりとした乳首を掠めた。
「んっ……」
 淡い刺激に悶えるように身体を捩れば、細いウエストに対比して丸く弾むような双丘が彼の掌中で揺れる。
「ふっあ……んっ」
 乳暈の周りを指先で焦らされ、嬌声が抑えられない。双丘を好き勝手に弄ぼうとする清森をじっと見上げれば、不敵な笑みが返された。
「これだけでそんなに感じちゃうなら、俺のセックスに耐えられるか心配だなぁ」
「っ、……あぁっ!」
 予期せず右胸の小さな突起を摘ままれ、背中を弓なりに反らす。その間に彼がブラのホックを容易に外し、揺れる胸が清森の手に包まれた。
「恵那ちゃん」
 潤んだ瞳で彼を見つめ、呼びかけに答える。
「……気持ちいいコト、いっぱいしようか」
 彼の甘い声で思考が溶けていく。紳士的な印象を抱いていたはずなのに、卑猥な誘い文句と妖艶な眼差しに想いが突き動かされた。
(……清森さんに愛されてみたい)
 穿たれて達する快感は、清森に教えてほしい。未知の快楽の扉を開け、淫らな世界に連れていってほしい。できることなら恋人になりたい。
「んっ……」
 耳朶をやんわりと食まれたのち、首筋へと舌先が伝っていく。焦らされ続ける双丘は大きな手に包まれ、指先で乳嘴が転がされた。
「この硬くなったの、舐めていい?」
 誰かに秘めるような囁き声に鼓膜が陶酔する。恵那が震えるように小さく頷けば、そっと髪を撫でられ、真上にあった彼の身体がゆっくりと下りて、胸元で舌先がのぞいた。
「あぁっ……」
 咥内に含まれた突起が熱い舌で愛でられる。自慰では得られない快感に、ショーツの中が密かに湿りだした。
「っ、あぁっ……! ん、やぁっ、あ」
 交互に同じだけ愛でられる乳房から全身へ快感が滲んでいく。自然と両膝を擦り合わせながら腰を捩るが、清森が上にいては自由がない。思うままに弄ってくる彼の妖艶さに囚われた恵那は、恥じらいながらもじっくりと眺めている。
 おもむろに彼の右手が下っていく。ウエストを通り、腰骨から太ももを撫で、やがて内腿に差し掛かった。彼の指がショーツの上から触れると、淫らを秘めていた蜜孔に気づいた様子で、彼は乳嘴を愛でながら瞳を細めて微笑んだ。
「あ、んっ……」
 布越しに擦り上げられるだけで気持ちいい。自分で触れるより何倍も快感が強く、ますます濡れてきてしまう。愛液を止める術もなく、彼の指技に喘いでいるうちに、敏感な淫粒は勃ってしまった。ショーツを押し上げて、くっきりと主張している。
「恵那ちゃんの身体、全部見せてくれる?」
「……ん」
 戸惑いながらも恵那が了承すると、ショーツが引き下げられた。左の膝のあたりで半端に残されて、やけにいやらしく感じる。
 一糸纏わぬ姿にした恵那をじっくりと俯瞰する間、彼は一切手を触れず、ただただ嬲るような視線を浴びせてくるだけだ。恵那はきつく両膝を閉じて、彼の視界から濡れた蜜孔を隠す。それなのに、身体を捩ってしまうのはどうしてだろう。
「清森さんっ……」
 もしかしたら、そうすることで恵那が一層昂ると知っていたのかもしれない。しばらく眺めていた清森がようやく手を取り、再び胸元に顔を埋めてきた。
「かわいいおっぱいしてるね。乳首もコリコリしててずっと舐めていたくなる」
 わざと舌先を見せて勃った粒を転がしてくる彼が、丹念に両胸を舐めまわしてくる。不思議と愛液を纏った淫粒まで感じてしまう。
「あ……んっ、ぁ……」
「こっちも触ってほしそうだ」
 膝頭に置かれた彼の手が、その先を開こうとしている。
 それを許せば、本当に最後まですることになるだろう。自ら誘いはしたが、いざとなると心の準備は足りていない。前戯で濡れても、挿入で感じられない身体だったらと不安がよぎる。相手が清森なら尚更だ。
(でも、試してみないとわからないし……。もしかしたら、彼の言う通り相性が問題なのかもしれない。清森さんと相性がいい可能性だってあるもの)
 妖艶でありながらも、慈愛を感じる彼の瞳を見つめる。
「やめておこうか。強引なことはしたくない」
「そうじゃなくて、あのっ……」
「ん?」
 前戯だけで隘路の奥は疼いている。このまま上手に感じられたなら、挿入に至る際も彼を受け入れられるはずだ。なによりも、彼が欲しい。
 恵那は迷いを打ち消し、口を開いた。
「……気持ちよくしてくれますか?」
「もちろん。恵那ちゃんが求めてくれる限り、よくしてあげるよ」
 素直な想いを伝えた唇に優しいキスが落とされる。宥めるようなくちづけで不安で揺らいだ心まで包み込まれるよう。
「ん、ふっ……ぁ」
 彼の指先が肌を滑る。くすぐったさに声を漏らした唇を割って、熱い舌が入ってきた。
 それとなくまぶたを開ければ、色香漂う瞳の清森が恵那を見つめている。
 うっとりと視線を交わしながらキスを愉しんでいると、左胸が円を描くようにじっくりと揉まれて、指の間に挟まれた乳首もさらに勃ちあがってきた。
「あぁっ……ん、ぁっ、あ」
「気持ちいい?」
「ん、……いい、ですっ……」
 恵那が素直に返すと、そう、とだけ言って、彼が双丘の飾りをさらに嬲ってくる。ひたすら指先で転がされ、どんどんしこってきた桃花色のそれを弄びながら、彼はいつの間にか膝を入れて、恵那の下肢を割り開いていた。
「それにしても、恵那ちゃんは可愛い声を出すね」
「っ……」
 改めてそんなことを言われると恥ずかしくていたたまれない。軽く握った手を口元に置くが、すぐに制される。
「褒めてるんだけど? もっと喘いでみて」
「っ、あぁっ!」
 長い指を自らの唾液で濡らし、彼が乳首を愛で続ける。
 どんなに身を捩っても、彼の手を掴んでも止めてくれない。舌でも転がされたあげく、指を食い込ませてじっくりと揉みほぐされた双丘は、果汁を滴らせるように濡れ震える。
「あぁ、本当に綺麗だ」
 口元が唾液で濡れた彼の妖艶さに魅せられ、隘路からは一層とろみを帯びた蜜がとうとう零れ始めた。それを、彼が視線だけで撫で上げる。
「っ……ん」
 彼を求めている証が陰部を伝い垂れていく感覚に、恵那は恥じらいの声を上げた。
(早く触って……)
「こんなに濡れてくれて嬉しい」
 もう一度指先を口に含んで濡らしたのち、彼が蜜孔を擽った。微かにはしたない音を響かせる恵那の身体を熟知しているかのように、優しく触れてくる。
「っあ……あぁ、んっ……」
 自慰でもここまで濡れたことはない。清森の愛撫は滾々と湧き出る蜜が止められないほど気持ちいいのだから、この先の行為に進んでもきっと大丈夫と思う。それなのに、深く傷ついた心は未だ不安が付きまとう。
「あのっ……私、ちゃんと感じられてますか? 本当に濡れてますよね?」
「どうしてそんなことを訊くの?」
「それは……」
 不感症の三文字が脳裏をよぎる。
 もし挿入で感じられなかったら、恋焦がれる清森との交際は一層遠のくかもしれない。彼だって、これまでセックスの相性で交際を続けられなかったと打ち明けてくれていた。やはり、相性は大事なのだ。
 ただ、彼とセックスがしたいだけではない。今夜意を決した理由を知ってほしい。
「ん?」
 言い淀む恵那の緊張を解すように、彼がそっと手を繋いできた。
 妖艶と温もりが共存する眼差しに、彼は戸惑う心にも寄り添ってくれるだろうと感じられた。ここまで打ち明けずにきた秘密を知っても、彼なら受け止めてくれるかもしれない。
「実は……以前お付き合いしていた方に、不感症だって言われて。だから、もしそうなら次の恋だって上手くいかないかもしれないから……」
 勇気を振り絞って打ち明けたが、彼は表情ひとつ変えることもしない。
「それで、俺に抱かれようとしてるの? 確かめるために?」
「それだけじゃないんです。清森さんに抱かれたいと思っているのは本心で……だけど、エッチがしたいだけじゃないし、相手は清森さんじゃないと嫌で。でも、上手にできるかわからなくて」
「うん、わかった。言いにくいことを伝えてくれてありがとう」
 不安を受け止めてもらえて、安堵に瞳が潤む。彼は何度も「大丈夫」と言って宥めてくれるが、それが嬉しくて涙が目尻を伝った。
「恵那ちゃんを傷つけないように、大切に抱くから。その不安は今夜だけでも俺に預けてくれる?」
「はい」
「俺が恵那ちゃんの不安を取り除くから」
 繋いだ手に、彼がキスをひとつ落とす。
「心配することはないよ。こんなに濡れてくれて、俺も嬉しい」
 くちゅ、と音を立てた蜜孔が彼の指を受け入れようとしている。
「指、挿れるよ」
「ん……」
「痛かったらすぐに言ってね」
 ゆっくりと入ってきた彼の中指が、少しずつ深度を増す。
 はじめは入り口をくぽくぽと愛で、愛液をたっぷりと纏わせてから、第二関節のあたりまで挿入された。
「ん、あぁっ……」
 しばらく玩具ばかり受け入れてきた隘路が、久しぶりの感覚に悦んで肉襞を震わせる。
「大丈夫? 痛くない?」
 甘声とともに頷くと、様子を伺うような動きに変わった。恵那のナカを優しく確認するように、挿れては戻りを繰り返す。すぐに愛液が練られたような淫靡な粘着音が、恵那の身体から漏れ聞こえてくる。
「早くここに挿れてみたい。きつくて温かくて気持ちよさそう」
「っ、そんな、ことっ」
 雄根の挿入を想像させられることを言われると、ますます濡れそぼってしまう。
 隘路を押し広げるようにゆっくりとした抽挿が始まった。薬指も呑み込まされ、蜜孔がさらに満たされていく。
「あっ、あ、っ……」
 手を伸ばせば、清森が繋いでくれる。搦めた親指は穏やかに撫でてくるのに、もう一方では確実に恵那の弱点を仕留めようと指技が繰り返されている。
 彼は快感に酔う恵那の様子を眺めつつ、抽挿の指をくいと曲げた。
「そこっ、だめっ……」
 激しく収縮する蜜孔の快感で小刻みに腰を震わせれば、指の抽挿が速度を増す。今にも達してしまいそうだ。
「っ、んっ……いっちゃう、やだっ、あっあぁっ」
 身体の芯から熱が沸き上がってくる。迫りくる波に流されまいとするも、清森が絶頂へと誘う。彼は達していいと了承するかのようにじっくりと見つめながら、喘ぎの止まぬ唇を奪った。
(もういっちゃう……)
 膣穴の奥が膨張するような感覚がして、肉襞蠢く隘路からはとめどなく愛液が溢れてくる。それが彼の指で撹拌され、グチュグチュとした粘着質で卑猥な音がリビングに響いている。
 強請るように腰が揺れてしまう。快感の波に足を取られてしまった。
「ふっ……んぅっ、ぁっ、あぁっ!」
 繋がれる手をきつく握りながら弓のように背を反らし、恵那は痺れるような感覚に身を委ねた。
 彼に愛でられる身体が悦んでいる。淡い余韻が身体を震わせ、寂しさを埋めていた玩具とは比べようもない快感に浸る。嬌声を上げてもなお、やわやわと唇を食んでくる清森と熱い視線を交わす。
「っ、は、あっ……はぁっ」
 ようやく唇を解放した彼の瞳は、恵那の火照りを映したように熱っぽい。欲情を感じさせる清森に心酔した恵那もすっかり蕩けた眼差しを返した。
 キスや指の愛撫でこんなに快感を得られたことはない。元彼のキスは舌を絡めるばかりで、ただそうするのが決まりだったように思うし、前戯では外の淫粒を好き勝手転がされたり、指の挿入だって雑だった。元彼が挿入で快感を得るためだけに濡らされたようだったし、激しくされても気持ちいいと思ったことはなかったのに……。
(清森さんの指、玩具よりもすごかった……)
 大人の男性なら経験も豊富だろうと察しはつくが、それにしても容易に弱点を見つけられてしまったように思う。彼の指先でそこを愛でられると、たまらなく気持ちよかった。そして、抗っても逃げられない愛撫に流されるほかなかった。
「上手にいけたね」
「っ、本当ですか?」
「うん。いってる顔も声も可愛かったよ」
 眼前で達する顔を見られたのだと我に返り、恥ずかしさを滲ませていると、今度は乳首にキスをされた。
「次は乳首と一緒にいってみない?」
「えっ、あぁっ」
「ずっと勃ちっぱなしだもんね。可愛がってあげないとかわいそうだ」
 聞かされる恵那のほうが恥じらうような卑猥な言葉を、彼は躊躇なく羅列して微笑んでくる。
「あ、んっ」
 再び甘い声を漏らすと、指の抽挿が再び始まった。
 一度達したからか、随分と柔らかくなったのだろう。中指と薬指がまとめて挿入されている。熱い舌で大胆に舐めまわされる乳嘴もますます硬くなり、キュッキュッと唇で扱かれはじめた。
「指の根元まで入ったけど平気?」
「根元、まで?」
「うん。これくらい入ってる」
 かざされたもう一方の手が、挿入の手つきになっていていやらしい。
 彼の指は長いのに、容易に呑み込んでいるなんて。玩具の挿入では怖くて躊躇った深いところまで届いていると示すように、指先で天井が突かれた。
「あっんっ、きもちい……っ、そこっ……やぁっ」
「奥もおっぱいもたくさんいこうね」

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