ライバル同僚なのに、隠れ肉食エリートくんから執拗な溺愛で迫られています!?

書籍情報

ライバル同僚なのに、隠れ肉食エリートくんから執拗な溺愛で迫られています!?

著者:沖田弥子
イラスト:北沢きょう
発売日:2026年 8月21日
定価:710円+税

 

山華証券会社リテール部門での営業成績が常にトップな二階堂亜美華。
頭脳明晰、眉目秀麗でまさに才色兼備な彼女は、社内で「華の女王」と称えられていた。
しかし、他社から引き抜かれてきたエリートイケメン後輩・桐生陽星によって、ついにトップの座を奪われてしまう――!
その夜の飲み会で、いつもより酔ってしまった亜美華だったが、家まで送り届けてくれた陽星から突然「好きです」と告白され!?
ワンナイトだと解釈した亜美華は、社内で囁かれていた陽星の「彼はEDらしい」という噂を思い出す。
そもそも最後までできないだろう……と彼の誘いに乗った亜美華。
ところが、亜美華の目の前に現れた彼の禊は、噂とは裏腹に天に向かって猛り狂うほど反り返っていて!?
「俺があなたを愛するから、任せてほしい」
EDどころか極上の快感にたっぷり喘がされた翌朝。
「一夜限りの過ち」としてクールに流そうとする亜美華だったが、彼はまったく諦めるつもりはないようで――!!

 

【人物紹介】

二階堂亜美華(にかいどう あみか)
山華証券会社リテール部門でトップの営業成績を誇る29歳。
容姿端麗で強気な見た目もあり「華の女王」と呼ばれている。
その素顔は毎日地道に営業を重ねている真面目な努力家。

桐生陽星(きりゅう ようせい)
競合他社から引き抜かれてきたエリートイケメン後輩。27歳。
紳士的で愛情深く、また執着も強い。
社内ではEDという噂もあるのだが――?

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【試し読み】

「俺があなたを愛するから、任せてほしい」
 どきんと強く胸を打たれる。
 低い声音で明瞭に告げられ、雄の頼もしさを覚えた。
 男性に対して、こんなにときめいた気持ちになったことがあっただろうか。
 しかもその相手が年下の桐生だなんて、自分でも信じられない。それとも酔っているから感覚が麻痺しているのか。
 呆然としていると、ふわりと体が宙に浮く。
 私の体を軽々と横抱きにした桐生は、奥の部屋へ歩を進めた。
「ちょ、ちょっと、下ろしてよ!」
「ベッドに着いたら下ろしてあげます」
 強靱な腕に抱き上げられて胸を弾ませるのとともに、部屋が散らかっているのにどうしようなんて余計な心配もよぎってしまう。
 桐生はそんなことはいっさい気にしていないようで、室内のベッドへまっすぐに向かう。布団を剥ぐと、シーツにそっと私の体を下ろした。
 まるで羽毛が落ちるかのような優しさに安堵して、おとなしく体を横たえる。
 そんな私を見下ろしながら、桐生はベッドサイドで潔くジャケットを脱ぎ捨てた。
「明かりは点けたほうがいいですか? それとも、このまま?」
 雄の猛々しさを滲ませながら、彼はネクタイのノットに手をかける。
 その台詞に、これから私たちはセックスするのだということが、あらためて脳裏に湧いた。
 けれど、昂りかけた心は瞬時に冷静になる。
 桐生はEDなのだから、最後まではしないのだろう。
 さほどリードもできない私がそう簡単には治せないだろうし、セックスするとはいっても前戯だけで終わるのではないか。
 それくらいならどうにかなりそうだ。私の不慣れさが露呈することはなく、女王のイメージが崩れなくて済む。
 気軽に考えられた私は余裕を持って答える。
「このままでいいわ」
 玄関内の照明のみを点けているため、ドアの隙間からこぼれた光により、薄らと桐生の体躯が薄闇に浮かび上がっていた。
「そうですか」
 彼の声が掠れて、わずかに上擦っている。もしかして緊張しているのだろうか。送り狼だから慣れているというわけでもないようだ。
 桐生はネクタイを解くと、ベルトを外してスラックスを下ろす。シャツの裾に見え隠れして、ボクサーパンツが覗いていた。そこに包まれているものがどうなっているのかはよく見えないが、勃ち上がってはいないはず。
 シャツの釦をもどかしげに外していた桐生は、手元を見ておらず、こちらに眼差しを注いでいた。
 まるで飢えた肉食獣のようにぎらついた視線で炙られ、身が竦みそうになる。
 私も自分の服を脱がなくてはならないのに、緊張と興奮が綯い交ぜになり手が動かない。
 わずかに身じろぎすると、シャツを羽織ったままの桐生がベッドに乗り上げてきた。
 逃がさないとでもいうように、体の横に両手をついて覆い被さってくる。
「亜美華さんを抱けるなんて本当に嬉しいです。優しくするので安心してくださいね」
「う、うん」
 今まさに肉食獣に喰われそうになっているというのに、優しくすると言われてもまったく安心できない。
 それというのも桐生が獰猛な気配を漲らせているからだ。口調はいつもと同じで柔らかいが、彼の呼吸は興奮しているのか荒々しく、双眸は情欲を滾らせている。
 仕事では涼やかな顔を見せているエリートだが、彼も男なのだ。
 そう思うと私の胸もどきどきと早鐘のごとく脈打つ。
 とりあえず頷いてみたものの、最後まではないわけなので、その材料に縋るしかなかった。
 ゆっくり傾けられた美麗な顔が間近に寄せられる。
 チュ、チュ……と何度も上唇と下唇を交互に啄まれた。
 心地よさに思わず薄く口を開けると、ぬるりと獰猛な舌が滑り込む。
 雄々しい舌は濡れた粘膜をねっとりとなぞり、口蓋を突く。
 執拗に口内を舐られて、ぞくりとした愉悦が背筋を這い上がる。
 舌根を掬い上げられ、濃密に絡ませられた。
「ん、ん……んぅ……」
 こんなにも深いキスなんて初めてなので、くぐもった甘い声が漏れてしまう。
 チュクチュクと濡れた水音が響くたびに、鼓膜が優しく愛撫されていく。
 まったり絡みついてくる桐生の舌は獰猛なのに、しっくりと馴染む。
 淫らに粘膜を擦り合わせていると、なぜか焦燥感が込み上げてくる。
 腰の奥が疼いてきたのを感じた。キスだけで快感を得られるなんて信じられない。私の体はどうしてしまったのだろう。
 それほどに桐生とのキスが甘やかで濃厚で、翻弄されている。
「んっ……」
 ようやく濃密なキスがほどける。
 触れたときと同じ優しさで離れた桐生の唇は、すぐ間近にあった。
 ふたりの唇を煌めく銀糸がつなぐ。
 桐生は自らの唇を濡れた舌で舐め上げた。
「可愛い。たまんない」
 そうつぶやくと、彼は私の頬にくちづけを落とす。そのまま滑り降りた唇が首筋をなぞっていく。
 チュッと痕がつかない程度に軽いキスを残しながら、男の手が私のジャケットの釦を外す。ブラウスの釦も外されて、前をはだけられる。
 少し体を起こした桐生は脱がせたジャケットを取り去ると、キャミソールをたくし上げた。
「これが亜美華さんの肌……綺麗ですね」
「そ、そう?」
 感極まったように言った桐生は顔を伏せ、谷間にくちづける。彼は私の背に手を回すと、ブラジャーのホックを外した。
 そうすると緩んだブラジャーは容易く剥がれ、双丘がまろび出る。
 ブラウスを脱いでいないので、上半身にキャミソールとブラジャーがもたついている状態だ。半裸の私を、桐生はじっくりと炙るように見つめている。
 獰猛な雄に犯されているような錯覚が起き、どきどきと胸が弾んでしまう。
「あの……服は全部脱がなくていいの? 別に、どうでもいいことなんだけど……」
「ん? 全裸にならないと気になります?」
「う、ううん。そういうわけじゃないんだけど、なんだか服を着たままだと恥ずかしいっていうか」
 すべてをさらすより、少しずつ脱がされていくほうがどきどきするのは私だけなのだろうか。居心地が悪いわけではないのだけれど、いっそう羞恥が湧き上がってしまう。
 辿々しく伝えると、桐生は口端を引き上げた。
「あなたが恥ずかしがるところも見てみたいな」
 いつもは見せない悪辣な笑みに、どきんと心臓が跳ね上がる。
 腕を伸ばした彼は双丘にそっと触れた。
 大きな手で乳房を覆われ、ゆっくりと揉み込まれる。
 淡い快感が湧き上がってきて、ほうと甘い息をつく。
 彼が円を描くように胸を揉むたびに、てのひらで乳首が擦れてしまう。濃密なキスですでに熱を帯びていた体は容易く反応した。
 つんと勃ち上がった突起が、まるで男のてのひらに捏ねられるように、くりくりと弄られる。
 そうされるごとに焦燥めいた快楽が全身に広がり、さらに腰の奥が疼く。
「んっ……」
「感じます? 気持ちよかったら、遠慮なく声を出してくださいね」
 もどかしさに身を捩らせた私は目を瞬かせた。
 甘えた声を出すなんて、女王様らしくないのではないか。
 そう思うと素直になれず、私は唇を引き結んだ。
 まるで一流のセラピストみたいな巧みな手つきで胸を揉んでいた桐生は身を屈める。
 乳房の柔らかい肌に、チュッと吸いつかれた。
「あっ……」
 淡い疼痛が走り、思わず声が漏れてしまう。
 すぐに乳首を口に含もうとはせず、彼は何度も胸にくちづけた。
 白い肌にはいくつもの紅い徴が刻まれる。
 甘美な快感が心地よくて、ほうと吐息がこぼれた。
「もっと啼かせてみたいな。俺だけに、あなたの美声を聴かせてください」
「そ、そんなに声なんて出ないわ」
 セックスで夢中になるほど感じたことなんてないから、そもそも嬌声みたいな喘ぎは出ない。それに彼しか聞いていないとはいえ、恥ずかしい。
 ぷいと顔を背けると、桐生は挑発的につぶやく。
「ふうん。それじゃあ、こんなことしたらどうなるか楽しみだ」
 なにが、と疑問に思ったとき、不意に胸の尖りに鮮烈な快楽が走る。
「んっ! んぅ……」
 きゅうっと両の乳首を摘まれた。
 突然の強い刺激に驚いたけれど、かろうじて嬌声を上げるのはこらえる。
 そのまま摘んだ突起を、男の指が絶妙な力加減で捏ね回す。
 こりこりと硬く勃ち上がった乳首を捏ねられて、じんわりとした快感が胸から全身へと伝播していく。
 しかも桐生は突起を弄りながら、再び乳房に接吻していく。
 胸を揉み込まれるのとはまた違った愉悦を与えられ、耐えがたいほどの疼きが込み上げてくる。
「んん……んぁ……」
 女王の矜持を守るために声を上げられない。
 そう思い込んだ私は必死に彼の愛撫に耐えようとするが、気持ちよすぎて悶えるように身を捩ってしまう。どうにか唇を引き結び、喘ぎ声をこらえる。
 チュッ、チュッと淡い水音が室内に響く。
 いつの間にか私の胸は彼の情熱的なキスにより、無数の紅い華が咲いていた。
 右手を尖りから離した桐生は、その手で太腿を撫で上げる。
 捲れ上がったスカートに手をもぐり込ませると、ショーツのクロッチを掻き分ける感触がした。
 花襞を探った指先が、つぷりと浅く蜜口に突き入れられる。
「んっ」
 すでに花壺は濡れていて、挿入された男の指が愛液に塗れた。
「すごく濡れてますね……。ゆっくりほぐすから、なにも考えないで気持ちいいことだけ追ってください」
「う、うん……ん、ふ、んっ……」
 頷いたものの、蜜壺を抽挿する指の感触に胸を喘がせる。
 クチクチと濡れた音を奏でながら、浅いところをねっぷりと弄られる。
 敏感な粘膜が男の指に擦られて、たまらない快感が湧き上がる。
 つと指が引き抜かれたので終わるのかと思い、ふうと一息つく。
 けれどすぐに、ぐっと蜜口を指が押した。
「ぁん……っ、あ、はぁ……」
 ヌチヌチと卑猥な音を響かせて、執拗に蜜口の粘膜を舐られた。
 しかも彼の左手はいまだに乳首を捕らえていて、緩く捏ね回している。
 込み上げてくる甘い疼きを散らすため、浅く息をつく。
 桐生くんの前戯、気持ちいい……。
 胸の尖りと敏感な粘膜をねっとり愛撫されて、蜜壺の奥から愛液が溢れてくる。
 そのとき、不意に乳首から指が離れた。
 私が目を瞬かせると、彼の長めの前髪が胸をくすぐる。
 ジュッ……と、きつく尖りを吸い上げられる。
 刹那、ずくんと鋭い官能が身を貫いた。
「あっ! あ、ぁ……あんん……」
 こらえる余裕もなく、高い嬌声を上げてしまう。
 こんな甘えた声が出るなんて信じられなくて、あまりの羞恥に顔が熱くなった。
 ぬるま湯にたゆたっていたと思ったら、突然強い快感を送り込まれ、ぴんと四肢を突っ張らせる。
 とろりと壺口から愛蜜が滴り、さらに男の指を濡らした。
 きつく吸ったことを詫びるかのように、桐生はねっとりと舌で乳首を舐め上げる。
「亜美華さんの声も乳首も最高に可愛いです。あなたのすべてを吸い尽くしたい」
 チュウゥッ……と、また口中に含んだ乳首を吸われる。
 甘い芯を引き抜かれるかのような感覚がして、弓なりに背を反らす。
 そうすると、もっとというように胸が突き出され、桐生の口に押しつけるような格好になった。
 彼は捕食者のごとく獰猛に、乳暈ごと食らいつく。
 じゅるりと吸い上げられながら、蜜口はヌプヌプと出し挿れされる指を食む。
「あっ……ぁ、ん、んぁ……」
 たまらない愉悦が押し寄せてきて、全身が快楽に浸される。
 まるで、とろりとした砂糖漬けのバスタブに身を沈めるかのような心地よさに、鼻にかかった甘い声が漏れる。
 酔いのせいもあり、濃厚な愛撫にすっかり身も心も蕩けてしまう。先ほどまでは硬質だった女王としての気概が、ほろほろと綿のごとく剥がれていく。
 口中の乳首をいやらしく舐っていた桐生は、チュッと唇で挟むと、少し顔を上げた。
「亜美華さんが感じてくれて嬉しいです。ここも吸わせてくださいね」
「えっ、うん……」
 ぬるりと濡れ光っている突起の向こうに、情欲を滾らせた彼の双眸がある。
 思わず承知してしまったけれど、桐生が体をずらしながら蜜口に挿し入れている指を抜いたので、次にそちらを口淫するのだと気づいた。
 腰までスカートを捲り上げられ、引き下げられたショーツを脚から抜かれる。
 膝裏を抱え上げられて、大きく広げられた。
 彼の眼前に秘所がさらされる。
 きっと散々弄られたので、ひどく濡れているだろう。服を着たままなのもあり、いっそう羞恥が煽られてしまう。
 桐生は真剣な目をして秘所を覗き込んでいる。そんなところをじっくり見ないでほしいのだけれど、もはや捕まった兎みたいな格好になっているので強く言えない。
 顔を熱くした私は桐生から目を背けながら、小さな声で言った。
「やだ、恥ずかしい……」
「亜美華さんは俺を煽るのが上手ですね」
 煽っているわけではないのに、と思ったときにはもう桐生は顔を伏せていた。
 ぬるりと秘所に生温かくて濡れたものが触れる。
 それが彼の舌だとわかり、感触に驚いた私の脚が、びくりと揺れた。
 けれど、しっかりと桐生の手に支えられているので振りほどけない。
「あっ、そんなところ……」
「舐められるのは嫌ですか?」
「だって、汚いから……」
「あなたの体で汚いところなんてありません」
 明瞭に言い切った桐生は舌の広い面を使い、まるで犬のようにしつこく秘所を舐め上げた。
 溢れた蜜液を舐め取ると、それだけでは物足りないのか蜜口にくちづけて啜る。
 じゅるりと淫らな音が鳴り、あまりの卑猥な行為に顔が熱くなる。
 さらに男の獰猛な舌は、ぬくっと蜜口に挿し入れられた。
 熱くて弾力のある舌が内壁を犯す感触は、背徳の中にも甘美な色を孕んでいる。
「あ……あん……んっ……」
 至上の心地よさに身を委ね、男の舌を体内に受け入れる。
 ぬくぬくと雄芯を出し挿れするかのように抽挿すると、蜜口の粘膜をねっぷりと舐め溶かす。濃密な愛撫により、媚肉はさらにとろりと淫液を滲ませた。
 滴る愛蜜を卑猥な音色を奏でながら、また桐生は啜り取る。
「ふ……ぅ、あっん!」
 濡れた舌先が花芽を突いた。
 その途端、痺れるような苛烈な快感が駆け抜ける。
 思わず嬌声を上げてしまった私は、口元を手で覆う。
「ここ、感じますよね。まだ小さいから、俺がじっくり育ててあげます」
 楽しげに言った桐生は、ねっとりと花芽に舌を這わせた。
 ヌルヌルと敏感な淫核を舐られて、快楽に浸っていた体は瞬く間に燃え立つ。
 身のうちに凝っていた切ない疼きが一気に迫り上がってくる。
「ん、んっ、くぅ……ふ、あ、んぁ……っ、んくぅ――……っ……」

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