
可愛がっていた後輩騎士が婚約者になった途端、ベッドで強気一途に攻め込んできます!?
著者:nori.
イラスト:夜咲こん
発売日:2026年 2月27日
定価:720円+税
王立騎士団に所属するエヴァンス伯爵家の一人娘レナは、ある日父親に呼び出された。
そこで持ちかけられたのは結婚や跡継ぎの話で――。
跡継ぎのいない伯爵家を存続させるためには、レナが婿養子を取る必要があるのだ。
そんなレナに縁談話が上がってきており、しかも騎士団の仕事も続けて良い相手だと伝えられ了承するが――?
現れた縁談相手は、なんと騎士団の後輩であるルーファスだった!?
これまで築いてきた関係があるからこそ、レナは気まずくなってしまうことを恐れ、婚約に躊躇いを見せる。
だが、ルーファスの一途で真剣な想いを告げられ、思わず熱が疼いてしまうレナ。
こうして無事に婚約した後、ルーファスと共に、とある任務に就いたレナだったが、森で毒性植物に襲われてしまい――!
「よければその……おれに、手伝わせてもらえませんか」
毒のせいで発情してしまったレナの身体は、ルーファスの巧みな指使いで慰められるのだが……!?
【人物紹介】
レナ・エヴァンス
王立騎士団に属する伯爵家の一人娘。
真面目で男勝りな性格をしており、騎士団内では先輩騎士として慕われている。
生家の跡継ぎ問題のため、後輩のルーファスと婚約を結ぶことになるが……?
ルーファス・ケリー
レナと同じ騎士団に所属するケリー侯爵家の三男。
荒くれ者が多い騎士団の中では珍しく、素直で穏やかな気質をしている。
一人前の騎士に育て上げてくれたレナに恋心を抱いているようで――!?
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【試し読み】
ベッドに入ってから数時間後。
むず痒い何かがレナの全身を襲った。
「……?」
まだ眠気の方が強く、レナはもぞもぞと無意識に太ももを擦り合わせる。しかし居心地の悪さは収まるどころか余計に広がっていき、下腹部、尻、腰にかけてじわじわと範囲を拡大していった。
(なんだ……これ……)
いちばん症状のひどい股の間に手を伸ばす。だが下着越しに自身の大切な場所に触れた途端、びくくっと背中がベッドから浮き上がるほどの強い快感がレナに生じた。さすがに眠気も飛んでいってしまい、慌てて上体を起こす。
しかしそれすらも刺激になってしまい、レナは「んっ!」と短い悲鳴を零した。
「いったい……何が……?」
もしや昼間に受けた毒の影響だろうか。まったく状況が把握できず、レナはとりあえずベッドから下りようとする。
するとシャツと胸の突起が擦れ、ぞくぞくっとした気持ちよさがレナの全身を駆け巡った。まずい、と思う間もなくベッドから落下してしまい、その音を聞きつけたルーファスが扉越しに叫んでくる。
「先輩! 大丈夫ですか!?」
「ルー……ファス……」
なんとか起き上がろうとするも、ほんの少しの刺激だけで体がびく、びくっと震えてしまう。お腹の奥がじんじんして、大切な場所がずっと熱い――とレナが耐えていると、緊急とみなしたのか灯りを持ったルーファスが荒々しく扉を開けた。
「失礼します! 先輩、どうされましたか!!」
「っ……あ……」
レナは助けを乞うようにルーファスに向かって片手を伸ばす。しかし彼の手に触れた途端、その肌の感触だけで感じてしまい、レナは「……っ!」と息を漏らしてすぐに手を浮かせた。それを見たルーファスは灯りを床に置き、すぐさま踵を返す。
「医者を呼んできます! すみませんがそのままで!」
あっという間にいなくなったかと思うと、しばらくして昼間の医者を連れて戻ってきた。おそらく十数分ほどしか経っていないのだろうが、今のレナにとっては永遠にも感じられるほど長い時間だ。
「先生! これはいったい……」
「あー、体質が合わなかったか」
どうやら寝ていたところを叩き起こされたらしく、医者は「ふわああ」と大きなあくびを噛み殺しながら発情するレナの前にしゃがみ込んだ。
「時々いるんだよねー。カルヴァラネの毒にすっごく弱い人」
「あの……大丈夫なんでしょうか?」
「心配しなくても明日の昼には抜けるって。ただその解毒の工程でこんな風に過度な生理現象? 要するにすごいムラムラすることがあって、今はちょうどその反応が強く出ているだけだと思うよ」
医者の説明を聞き、ルーファスが少しだけ安堵の表情を滲ませる。しかしレナはいぜん荒い息を繰り返しており、あらためて医者に今後の対応を確認した。
「これからどうすれば?」
「どうもしなくても、毒は勝手に排出されるって」
「でもこんなに苦しそうなのに……」
「あーまあ人によってはほんときついって言うね。ただまあ要は性欲だし。自分で適当に抜いていれば、ある程度楽になるんじゃない?」
「ぬ、抜くって……」
「あー女性の場合はイク? になるのかな」
朦朧とする意識のなか、レナはかろうじてふたりの会話を理解する。イク。イクとはつまり、自慰をしろということか――。
「そ、そういうのじゃなくて! 何かないんですか、薬とか!」
「ほっときゃ勝手に無くなる毒なのに変な薬入れる方が体に悪いだろ。それよりおたく旦那さん? それなら手伝ってやりゃいいだろうが」
「てっ、手伝うって……。それにまだ旦那じゃ――」
「んじゃーお大事に」
医者はそれだけ言うと、再度あくびをしながら階下へと下りて行った。室内にはレナとルーファスのふたりだけが残され、やがて彼がおろおろした様子でしゃがみ込む。
「先輩、お加減はいかがですか」
「さっきよりは少し……いい……」
「よかった……」
原因が判明してほっとしたのか、先ほどよりはいくぶんか落ち着いた気がする。だが全身を甘く痺れさせる劣情はあまり変わっておらず、レナは必死になってベッドへと這い上がった。
「手間をかけてすまなかった。もう大丈夫だ」
「先輩、でも」
「案ずるな。これくらい、気合でどうにかしてみせる」
ずる、ずるとなんとかベッドで横になる。見守っていたルーファスは終始不安そうな表情を浮かべていたが、やがて灯りを持って扉の方へと移動した。
「もし何かあればすぐに呼んでください。おれ、寝ずにここにいるので」
「……ああ、ありがとう」
蝋燭の灯りに照らされたルーファスの姿が、扉が閉まるにつれて細くなっていく。それが完全に見えなくなり、室内に暗闇が訪れたところで、レナはすぐさま自身の秘部へと手を伸ばした。
(イきたいっ……!)
いつもは下着の上からそっと撫でるだけだが、今はそんな愛撫では事足りず、レナは迷わずパンツと――ショーツの下へと手を滑り込ませる。そこはすでに驚くほどしっとりと濡れていて、レナは無我夢中になってそこを撫で擦った。
「っ、あっ、んっ、んんっ……!」
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい……! 堪えていた欲が一気に昇華され、レナは一心不乱に自慰を続ける。中指をナカまで差し込み、入り口をぐにぐにと往復する――しかし一時はそれで落ち着くものの、すぐにまた肉欲が戻ってしまった。
(どうしよう……全然、収まらない……っ!)
服と肌が擦れるのが気持ち悪く、レナはついに着ていたシャツとズボン、そして下着までもすべて取り払う。枕に顔をうずめてうつぶせになると、手を秘所に押し当てたまま指先で陰核を何度も刺激した。
「ん、やだ、足りない、もっとぉっ……!」
普段、冷静沈着にふるまっている自分がこんな淫らな格好で自慰をしていると知ったら、騎士団の仲間たちはどう思うだろう。ラルフは当然驚くだろうし、後輩の中には軽蔑の目で見る者もいるかもしれない。それはルーファスだって――。
「あっ、んっ、そこっ――んんっ……!!」
ぐり、ぐりぐりっと激しく指を揺り動かし、なんとか軽く達することに成功する。全身を襲うは欲情がわずかに収まり、レナは「はあっはあっ」と息を吐き出した。だが安息の時間はものの数分で終わり、またも新たな熱が舞い戻ってくる。
(こんなの……いつまで耐えれば……!)
クリトリスを指とシーツに押し付けながら、小さな尻を左右に揺らす。するといきなり部屋の扉が開き、廊下から灯りを持ったルーファスが入ってきた。突然のことに驚いたレナはたまらず跳び起き、脇にあった毛布を胸元までたくし上げる。
「なっ、なんだ、いきなり!」
「す、すみません! でもあの声が、ずっと、聞こえてて……」
(しまったー!)
この宿屋の壁が薄いのをすっかり忘れていた。
あられもない声を全部聞かれていたのかと思うと、もはや彼の顔を直視することが出来ず、レナは毛布を顔まで引き上げる。
だがルーファスはベッドのすぐ傍にまで近づくと、しゃがみ込んで持っていた灯りを床に置き、レナが握りしめている毛布の端にそっと触れた。
「あの……こんなことを言うの、本当に申し訳ないと思うんですけども」
「……?」
「よければその……おれに、手伝わせてもらえませんか」
床に置かれた灯りが、ルーファスの顔をかすかに照らす。その顔は真剣そのもので、レナは「いったいどうすれば」とパニックになった。
「てっ、手伝うってどういう」
「それはその……指とか、手でするというか……。お、おれもそんなに自信あるとかじゃないですけど、でも先輩の苦しそうな声、これ以上聞いてられなくて」
「ルーファス……」
「あとおれ、一応先輩の婚約者ですし! って……だめですかね……」
こんな状態でなければ、きっと「ダメだ」と言っていただろう。だが今のレナにはこの魅力的な提案を拒絶するほどの気力が残っていなかった。
血管の走る立派な腕。組み敷かれるだけで、どんな女性でも逃げ出せなくなりそうな逞しい胸板。ラルフとはまた違ったタイプの顔立ちは凛々しく、その目がこちらを見ているというだけで緊張して上手く顔が上げられない。
なにより『婚約者なのだから』という一つの事実が、レナの罪悪感や言い訳をすべて奪い取ってしまった。
「ルーファス……。頼む……」
「……はい」
失礼します、とルーファスが床の灯りを安全に位置に移動させる。そのまま着ていた上着を脱ぐと、レナと同じ白いシャツとパンツ姿になった。さらに腰に巻いていたベルトを取り、それらをベッドの脇に置く。
「すみません、先輩の肌に傷をつけるといけないので……」
どこか言い訳めいたことを口にしつつ、ルーファスはベッドへと乗り上がった。荒い息を繰り返すレナの体を毛布ごと引き寄せると、体の向きを変え、自身の背中を壁に押し付ける。レナを背後から抱きしめるような体勢だ。
「痛かったり、気持ち悪かったりしたら、すぐに言ってください」
「あ、ああ……」
するとルーファスは毛布のすそから腕を差し入れ、レナの股間へと手を忍び込ませた。男性しか持ちえない硬さと太さの指先で慎重に大陰唇のあたりを撫で上げる――それだけでレナの背筋にはこれまでにない快感が走った。
「んんっ!」
「すっ、すみません! 大丈夫ですか!?」
「へ、平気だ……。頼む、続きを……」
「は……はい」
十分に赤く熟れた花唇の中に骨ばった長い指がゆっくりと押し込まれる。くち、くちっ、という淫靡な音が毛布の下から聞こえ、レナは「んっ、んっ」と断続的に訪れる官能を味わった。
(すごい……こんな奥まで……)
自分の指では届かなかったところを刺激され、レナはつい腰を揺らしてしまう。それに気づいたのか、ルーファスはレナが求めているところを丁寧に捜し始めた。くちゅくちゅと愛液の混ぜられる音がし、直後「ああっ!」とレナが背中を反らせる。
「そ、そこ……」
「ここですね?」
少しだけ奥まった膣の上側。その部分をルーファスが指の腹で優しく愛撫する。
それだけで一気に高まってしまい、レナはたまらずぎゅっと太ももを引き寄せた。彼の腕、そして中に入っている指ごと締め付けてしまい、気づいたルーファスがごくりと唾を呑み込む。
「ここ、好きなんですね……」
「んっ、あっ……!」
なかなか昂ぶりが収まらず、レナはたまらず毛布の下の体をよじった。いつの間にかルーファスのもう一方の腕が胸の下にきており、その零れ落ちそうな重量を支えられている。それに恥ずかしがっている間も、ルーファスの指は巧みに動き続けた。
「あっ、あっ、ルーファス、だめ、んっ……」
先ほどのポイントを中心に柔らかく膣内を押し広げられる。それと同時にクリトリスを手のひらで押し潰すような動きも加わり、レナはルーファスから与えられる極上の快感をひたすら享受していた。
「先輩、気持ちいいですか?」
「んっ、いいっ、イく、イっちゃうっ……」
いつになく甘い低音の囁きが決め手となり、レナは「あんっ!」と声を上げてついに絶頂してしまった。両隣にも聞こえてしまっただろうか、とぼんやりする頭で考えているうちに、ルーファスが向かい合わせに移動し始める。
「ルーファス……?」
「すみません。先輩に、もっと気持ちよくなってほしくて」
「もっとって……あっ!?」
するとルーファスは毛布をまくり上げ、レナの足の間に自身の頭を潜り込ませた。硬い親指の腹で割れ目を押し開かれたかと思うと、直後、あきらかに指ではない生温かいものが秘部の入り口を這う。
「やっ!? ルーファス、何してっ……」
毛布越しに頭を押さえて引き離そうとするが、足の付け根を掴まれていてまったく動かせない。その間にも彼の舌がレナの膣口に侵入してきて、その未知の感覚にレナはただただ翻弄された。
(夢より……すごいっ……!)
指とは違う肉迫感。熱。吐息の感触。こんなことをさせているという羞恥心。
かつて見た淫夢を思い出すも、現実に愛撫されるのとでは比較にならない。気づけば愛液がトロトロと溢れ出しており、ルーファスがそれを啜るじゅる、じゅっという淫靡な音が室内に響く。
(っ……だめだっ……、またっ……!!)
二度目のオーガズムを迎えたレナは、びくびくっと腰を震わせた。
「……っ!!」
やがてルーファスが上体を起こし、ぐいっと自身の口元を手の甲で拭う。それが自身の愛液であることを理解し、レナが無言で赤面していると、彼がやや不安そうにこちらに尋ねてきた。
「先輩、どうですか?」
「だ、だいぶ落ち着いたみたいだ……。ありがとう、これで――」
はあ、はあっという荒ぶる呼吸を整えながら、レナはそれとなく彼から距離を取ろうとする。しかしそこで彼の下半身――山形になったズボンの中央を見てしまい、思わずこくりと唾を呑み込んだ。
(あ、あれってもしかして……)
男性のそこは縫製の構造上、普段から盛り上がって見えることが多い。
が、今の状態はあきらかに興奮していると分かるものだった。まさか自分相手に欲情するなんてと動揺する気持ちと、初めて目にする後輩の雄の部分にレナは困惑する。
そんなことを考えているうちに、またも発情の発作が襲ってきた。
「んっ……!」
「先輩!?」
冷静な理性とは裏腹に、体と本能が彼を、雄を求める。もっと。指じゃ足りない。舌でも足りない。もっと大きくて、太くて、硬いもので、この熱く蕩ける奥を掻き回してほしい――。
「ルーファス……悪い、もうちょっとだけ……」
「……っ!」
直接的な言葉を言うのはさすがに恥ずかしく、レナは内側に折り曲げた両膝で彼の横腹を軽く挟んだ。ルーファスの喉仏が一度大きく下に押し下げられ、彼は乱れた白いシャツを脱ぐと、あらためてレナの体にのしかかる。
「……失礼します」
夢にまで見た、彼の立派な胸板がレナの体を押し潰す。
華奢なローラ姫とは比べ物にならないな、と日頃から自嘲していたレナだったが、ルーファスの完璧な肉体を前にすると、たとえどんなに鍛えていようと自身が女であることをまざまざと自覚させられる。
だが決して嫌な気持ちではなく、レナは彼の体を受け入れるべく両足を大きく開いた。正常位の体位――ただしルーファスはズボンを穿いたままの状態で、自身の両手をレナの顔の横へとつく。
「……っ、先輩っ……」
緊張のためか、彼の額にはうっすらと汗が滲んでおり、やがて張り詰めたズボンの中央をレナの秘部に押し付け始めた。布越しでも分かる熱と硬度、そして予想以上の大きさにレナもまた体を密着させてしまう。
「あっ、んっ……ルーファスっ、もっとっ……」
「先輩、先輩っ、先輩っ……!」
いつの間にかルーファスの手はレナの腰へと移動しており、ぐりぐり、ごり、ごりっと叶わない挿入を夢中になって繰り返していた。汗をかきながら必死に腰を揺らす後輩が可愛く見え、レナは誘うように自身の下半身をくねらせる。
「先輩、先輩っ……、おれ、もうっ……!」
「んっ、ルーファスっ、ルーファスっ……!」


