【編集長に聞いてみた!】

レーベル情報

○編集部 制作インタビュー


新創刊レーベル「濃蜜ラブルージュ」。編集部オススメのポイントを、一問一答でお伝えできればと思います。

Q:「濃蜜ラブルージュ」のレーベルコンセプトとは?

A:『もっと淫らに愛される♥とろけるような濃厚エロス』です。
レーベルの企画を立ち上げたときに、何を一番のポイントにしようかなと考えていたのですが、
その時に思いついたのが「エロス」でした。

濃厚なエロスを入れつつ、愛のある物語。

既存にあるTL小説も素晴らしい作品がたくさんあるのですが、
物足りないと感じている読者様も多いのではないかと思い、「もっと」と付けてみました。

レーベルコンセプトに共感してくださる方が多くいれば嬉しいですし、
レーベルコンセプトに恥じないような作品をつくっていくことを目標に頑張りたいと考えております!


Q:「濃厚なエロス」をなぜポイントにしているのでしょうか?

A:昨今の傾向として、女性向けの作品でもエロスの濃いものが人気があり、需要があるのではと感じたからです。
特に、TLコミックの方はパッケージ(イラストやタイトル)の段階から過激なワードが使われていたり、
そういった傾向が顕著にあると感じました。

当レーベルは「小説」という媒体ですが、TLコミックのような雰囲気があるかもしれません。

コミックのようにサクッと楽しく読んでいただけると嬉しいですね。

TL小説は、あまり直接的なエロスをパッケージから出さないように気をつけている印象がありまして、
濃蜜ラブルージュはもう少し踏み込んでいければと考えております。
そこに需要があるかわかりませんが、とにかく信じて進んでいきます!

もちろん、すべての作品がそういった傾向にあるわけではないので、
エロスが苦手という方にも読みやすいような作品もあります。

また、「濃厚なエロス」と言っても、単に過激しているわけではなく、
女性読者様が読みやすい雰囲気を守りつつ、力を入れている印象です。

どんな感じなのか気になった方はぜひ作品に目を通して下さい。
感想もいただけると、とても嬉しいです!

Q:なぜ電子書籍? 

A:TL小説との相性が良いと思ったからです。
スマホでどこでも読めて、手軽に購入できる――この手軽さが重要だと思いました。
まあ、正直に言うと、予算の関係です!(ぶっちゃけ)
紙の書籍はコストが……(泣)。


Q:ページ数は?

A:文庫本に換算すると、少ないもので100~120p程度。
多いもので、200p以上になります。
ほとんどは、140~180pくらいだと思います。

上記のとおり、濃蜜ラブルージュのページ数は文庫本1冊分もありません。

1冊分はありませんが、その分テンポ良く進み、
飽きを来させない展開になっております。
ラブシーンのボリュームもきちんとあり、少ないページ数の中で、
作家様たちがたくさんの工夫を凝らしております!


Q:作品について

A:今後、読者様の反応や傾向によって変わっていくかもしれませんが、
基本的には軸になるものを押さえていれば「面白く、エロければ何でもアリ」と考えております。

軸になるというは、「舞台が現代であること」「ハッピーエンド」くらいでしょうか。

読んでいて嫌な気持ちになるものやアブノーマルすぎるものは難しいですが、
心持ちとしては制作サイドでかせをかけず「面白く、エロければ何でもアリ」と思っております。

現代が舞台であれば、多少のファンタジーな設定や展開でも問題ありません。

何より重要なのが、「エロス」ですね。
恋愛の先にエロスがあってもいいのですが、
それだとちょっと間延びしてしまうかもしれませんので、
基本的にはある程度序盤からエロスが入れやすいような設定などを意識してもらったと思います。

そのおかげか濃蜜ラブルージュの傾向として、
テンポが良いものが多いと感じております!

Q:なぜ舞台を現代に?

A:一番の理由は感情移入がしやすいからです。
読者様が読んでいて、「自分にもこんな素敵な出会いが起こるかも」と思わせてくれるような設定や展開を心がけております。


Q:ラブシーンについて

A:読んでいて気持ちが昂ぶるようなものを意識しております。
ボリュームだったり、地の文の表現、ヒーローの甘いセリフなど、
様々なところに思わずキュンとしてしまうような仕掛けがあります。

重要なのはフェチズムだと思いますので、
そういったものをが感じるようなシーンづくりを心がけております。

少しでも多くの方に刺さるようなラブシーンになっていれば嬉しいです!


Q:イラストについて

A:見るからにエロそうなものを目指しております! 中途半端にやるくらいなら振り切ってしまおうと。
コミック系はそういった傾向にあるのですが、
他の小説レーベル様はそこまででない印象(中には過激なものもありますが)で、
それがどう転ぶか戦々恐々の日々です……。

イラストレーター様に依頼を出す段階から、
「濃厚なエロスで……!」とお願いしておりますので、
どの作品も素晴らしいイラストに仕上がっております。

中にはエロスを感じさないイラストもあります。

それぞれに狙いがありますので、
イラストにも注目していただければ幸いです。


Q:デザインについて

A:パッと見ておしゃれで綺麗だと感じていただけるように、
細かい装飾やエフェクト、色使いなどを意識しております。

デザインは制作の都合上、どうしても最後になってしまうので、
その分、縛りも多いです。

イラストやタイトルはもう完成しておりますので、
キャラに被らないように配置したり、
女性向けらしく、細かいデザインを施したりなど、
緻密な技術が求められているのだと思います。

とても素晴らしいデザイナー様に恵まれ、
イメージ以上の表紙デザインに収まったと思います!

また、電子書籍であるため、
紙の書籍のような帯がないので、そういったところでは自由度が高いのかもしれません。

帯がない分、作品のキャッチなども書けないため、
イラストの下部に「一言キャッチ」も入れてあります。

それも面白いところだと思います。


Q:今後の展開は?

A:まずはレーベルを継続させることです。
なかなか厳しい昨今であるため、売上が良くないとすぐに運営が終わってしまいます(泣)。
皆様に満足いただけるよう、とにかく頑張っていきたいです!

他には、書き下ろしを足して紙の書籍として販売するというのもの考えております。
紙書籍は作家様たちにも憧れている部分もあると思いますし、
全国の書店に並ぶとそれだけで影響力もあるではと感じています。

ただ、とにかく紙の書籍はコストがかかるため、
電子書籍でよほどの売上を出さないと難しいと考えております。
どうかお力添えいただければ幸いです。

また、ある程度、売上が見込めれば、
予算も増やすことができ、挿絵イラストを追加することも可能になると思います。

人気作は、コミカライズなんかもしていきたいですね。

夢を語ればキリがありません……!


とにかく、すべてはレーベルが継続していき、刊行点数を増やして行くことが前提ですので、どうかよろしくお願いします。
もっと作品が出てから……、評判を見てから……、
だと、気がついたらレーベルがなくなってしまうかもしれません……!

迷うくらいでしたら、ぜひともご購入いただければ幸いです!

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